国宝 正倉院

正倉院とは奈良・平安時代の官庁や大寺には、重要物品を納める正倉が設けられていました。そしてこの正倉が幾つも集まっている一廓が正倉院と呼ばれます。聖武天皇の七七忌の忌日にあたり、光明皇后は天皇の御冥福を祈念して、聖武天皇の御遺愛品など600点を越える品と、薬物60種類を本尊盧舎那仏(大仏)に奉献されました。皇后の奉献は5回におよび、その品々は正倉院に収蔵されました。これが正倉院の起源です。

正倉院を守護する鎮守社

正倉院の瓦も展示しています

【拝観情報】
休日 土・日曜・祝日(正倉院展開催中は無休)
拝観時間 10:00〜15:00
拝観料 無料



正倉院展

奈良国立博物館で最も人気の展覧会である正倉院展は、毎年秋に2週間ほど公開され、聖武天皇の御遺愛品など正倉院に収蔵されている貴重な品々が展示されます。正倉院には600点以上収蔵されているため一度に全ては公開できず、毎年違う展示物が公開されています。

螺鈿紫檀五絃琵琶

金銅水瓶




転害門(てがいもん)

転害門(国宝)

規模:南北 約17m、東西 約8m、高さ 役11m
創建年代:756〜762年(推定)

2回の戦火にも焼け残った寺内で数少ない建物のひとつで、天平時代の東大寺の伽藍建築を想像できる唯一の遺構です。鎌倉時代の修理で改変されていますが、基本的には奈良時代の建物です。災い転じる門として、転害門と呼ばれています。

【転害門の行事日程】
2月11日 竹送り・二月堂修二会(お水取り)に使用する松明用奉納竹の行列が休憩する
5月3日  山陵祭・聖武天皇御陵に参拝する僧列が通過する
10月5日 手向山八幡宮の祭礼(転害会)が行われ、しめ縄は4年に一度新調される

転害門の柱

南西角の柱は年月を経て節が露出し痩せています。創建時は丹土で塗装され節は見えなかったと推定されています。写真家の土門拳はこの柱に魅了されたそうです。



その他主要伽藍

東大寺の主要伽藍は各ページにて紹介しています。

大仏殿
南大門
戒壇堂・指図堂・勧進所
念仏堂・俊乗堂・行基堂
梵鐘・大湯屋
二月堂
法華堂(三月堂)
三昧堂(四月堂)・開山堂
東大寺ミュージアム