阿日寺

往生要集で有名な恵心僧都が誕生された寺院として知られます。また、恵心僧都が祈願をした衣服を着せかけると、何の苦しみもなく往生をした事から、「ぽっくり寺」としても知られ、全国から多くの人が参拝に訪れます。

拝観は予約制です(後述)

阿日寺の御朱印こちらで詳しく紹介しています。

阿日寺の歴史

比叡山延暦寺の僧で「往生要集」の著者である恵心僧都(源信)が誕生された寺院です。源信が母の忌中に刻んだといわれる本尊・阿弥陀如来と父の忌中に刻んだといわれる大日如来(重要文化財)の二字をとって阿日寺と名がつけられました。本堂には重要文化財に指定されている大日如来坐像、阿弥陀聖衆来迎図が安置されています。




恵心僧都源信

当寺で生まれた恵心僧都(源信)は信仰心の篤い母の影響により9歳で、比叡山中興の祖慈慧大師良源(元三大師)に入門し、止観業、遮那業を学びます。

寛和元年(985)四十四歳の時、叡山浄土教大成の書『往生要集(おうじょうようしゅう)』三巻を完成。その序文の冒頭で「夫れ往生極楽の教えと実践は濁世末代(じょくせまつだい)の目となり足となる重要なものである」と述べ、浄土念仏に関する百六十余部九百五十余文にも及ぶ経論の要文を典拠として引用しつつ、自らの念仏往生の思想とその実践方法を見事にまとめ上げました。

大日如来坐像

大日如来坐像(重要文化財)

一木造 像高94cm、平安時代

楠材を使用した大日如来坐像は引き締まった端正な顔立ちからは穏やかな印象を受け、細身で両腕を外に張る姿が印象的です。恵心僧都が父の忌中に刻んだといわれています。

堂内の様子

その他堂内には地蔵菩薩像や當麻寺の阿弥陀二十五菩薩をイメージした菩薩像が安置されています。

堂内は写真撮影可能です。



恵心僧都大法要

毎年7月10日の源心の命日には、その遺徳を偲ぶ法要「恵心忌」が催され、寺宝「地獄絵図」五幅もこの日のみ公開されます。普段は事前予約による拝観ですが、この日だけは予約なしで拝観、法要への参加ができます。2016年には千回忌を迎えました。

【恵心僧都大法要の行程】
9時〜 健康・長寿・安楽往生祈願
13時〜恵心僧都遠忌法要

アクセス

<住所> 奈良県香芝市良福寺361

<電話> 0745-76-5561

<拝観時間> 拝観時間: 9:00 – 12:00(要予約 水曜休)

<駐車場> 無料駐車場あり

電車・バスでお越しの方へ
近鉄大阪線 「五位堂ごいどう駅」下車(特急以外停車、タクシーあり)
・北出口 タクシーで約5分
・南出口 徒歩で西へ約1㎞
近鉄南大阪線 「二上にじょう神社口じんじゃぐち駅」下車 徒歩で東へ約1㎞
JR和歌山線 「五位堂ごいどう駅」下車 徒歩で西へ約1㎞

車でお越しの方へ
西名阪自動車道 「香芝かしばインター」から南へ約3.5㎞
南阪奈道路 「葛城かつらぎインター」から北へ約4.5㎞