大和神社

大和神社(おおやまと)は日本有数の古社として知られ、二十二社の中七社に列し、国家の重大事、天変地異の時などに朝廷から特別の奉幣を受けた神社です。また戦艦大和のゆかりの神社としても有名です。4月に行われる「ちゃんちゃん祭り」は無形民俗文化財に指定されています。

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大和神社

新型コロナウイルスによる変更

新型コロナウイルス感染拡大防止により4月1日に予定されているちゃんちゃん祭りですが、今年は渡御(御渡り)が中止となります。

例祭は実施されます。

由緒・御祭神

御祭神:日本大国魂大神、八千戈大神、 御年大神

日本大国魂大神は大地主大神で、宮中内に天照大神と同殿共床で奉斎されましたが、第十代崇神天皇六年に天皇が神威をおそれ、天照大神を皇女豊鋤入姫命をして倭の笠縫邑に移されたとき、皇女淳名城入姫命(ぬなきいりひめ)に勅して、市磯邑(大和郷)に移されたのが当神社の創建であると伝えられています。


摂社

大和神社には複数の摂社があります。特に水神である高龗神社は古来より信仰が篤く、毎年6月1日には例大祭が行われています。

朝日神社(手前)など三社

高龗神社(たかおおかみ)

戦艦大和ゆかりの地

戦艦大和石碑

戦艦大和と同名であることから当社の祭神の分霊が艦内で祀られており、昭和20年撃沈した時点で戦艦大和の乗組員数 2,736名の慰霊の誠をささげ、戦艦大和ゆかりの地に石碑を建立しています。

大和神社には戦艦大和展示館があり、『戦艦大和』の設計に携わった人や他の人が作った[戦艦大和の模型]が3基と、「戦艦大和の精密画」等があり、ファンにはたまらない空間となっています。


ちゃんちゃん祭り

天理市HPより引用

ちゃんちゃん祭りは大和神社の例祭で、旧大和郷(おおやまとごう)に該当する9町の氏子により行われています。午前に例祭の神事があり、午後には御渡りに参列する人々は装束に着替え、1甲冑武者、楽人等に扮した100名を超す行列は、一の鳥居から上街道(かみかいどう)を南下します。

平成30年2月2日付で奈良県指定無形民俗文化財に指定されました。

【開催日】4月1日

年中行事

1月1日 2:30〜 歳旦祭
1月3日 10:00〜 元始祭
1月4日 11:50〜 御弓始祭
1月15日 11:00〜 歯定神社例祭
2月3日 16:00〜 節分祭
2月10日 14:00〜 御田植祭
3月23日 13:00〜 稚児、頭屋初宮参り
3月24日 13:00〜 宵宮参り
4月1日 14:00〜 ちゃんちゃん祭
4月7日 11:00〜 第二艦隊戦没者慰霊祭
5月3日 10:00〜 新泉町「野神祭り」
6月1日 11:00〜 高龗神社例祭
6月30日 17:00〜 夏越大祓
8月7日 19:00〜 戦艦大和みたま祭
9月23日 10:30〜 秋の大祭
11月1日 交通安全祈願祭
11月3日〜15日 七五三参り
11月23日 10:30〜 新嘗祭
11月30日 10:30〜 朝日神社例祭
12月31日 除夜祭

アクセス

<住所> 奈良県天理市新泉町306

<電話> 0743-66-0044

<駐車場> 無料駐車場あり(境内)

<HP> http://ooyamatohp.net/index.html

電車をご利用の場合
JR長柄駅より徒歩8分