達磨寺方丈 保存修理工事見学会




保存修理見学会

奈良県指定文化財である王寺町達磨寺方丈の保存修理工事見学会に参加してきました。老朽化が進みこの度保存修復に踏み切った方丈の現在の進捗状況が伺えます。

達磨寺の方丈は寛文7年(1667)に建立され、屋根が左右非対称の造りになっている珍しい構造です。方丈というのは禅宗寺院によくある建築様式で、ほとんどが正方形で入母屋です。そして、方丈のほとんどが寺の本堂ですが、ここの方丈はたいへん珍しく、本堂ではありません。

達磨寺について

聖徳太子創建の寺院として知られる達磨寺です。皆さんが想像するダルマとは見た目が異なりますが、達磨(ダルマ)を本尊とし祀っています。境内には数々の史跡が点在し、特に王寺町のマスコットキャラクターにもなっている雪丸像は大変人気です。

達磨寺について詳しくはこちら




方丈 見学内容

方丈内は瓦、畳等は全て剥がされ、木材がむき出しになっていました。その結果、どこがどう痛んでいるのか、すでに修復され新しい木材に替えられているのかがよくわかります。

屋根

室内

経年劣化により歪んだ柱(手前)

詳しく説明してくださいました




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