奈良の刀剣

本展は、近年特に幅広い世代に関心を集めている刀剣の魅力を取り上げ、奈良ゆかりの刀剣を主として、古代から現代まで続く刀の文化とその芸術性、併せて現代に活躍する奈良ゆかりの刀匠の活動を紹介することで、多彩な角度から刀剣の魅力への入り口とするものです。

【展示構成】

1. 奈良ゆかりの刀剣
1.1(刀剣の歴史) 祈りの刀剣象徴としてのかたな
1.-2(刀剣の美) 刀剣の造形美を味わう
2. 鐔の造形 -刀装具 刀を飾る-

3. 現代奈良の刀剣

会期・会場

公開期間:平成30年4月21日(土)~6月24日(日)

休館日:月曜日

公開時間:9時~17時(受付は16時半)

会場:奈良県立美術館



主な展示

【七支刀(鋳造復元品)】

石上神宮で祀られる国宝・七支刀を復元実験プロジェクトチームによりそれぞれ「鍛造」と「鋳造」で復元されています。

色々威腹巻、大袖・喉輪付】

桃山時代の鎧でそのカラフルさが特徴的です。

【刀(かたな)】

(二代)月山貞一(がっさんさだいち)・月山貞利(がっさんさだとし) による合作。

(表)「太阿(たいあ)月山貞一貞利」

(裏)「平成七年五月吉日」

【河内國平】

「太刀(たち)号 末永(すえなが)

銘(表)恩師末永雅雄先生國平製之

 (裏)寿 文化勲章平成元年春惜月」

近隣のおすすめスポット

【興福寺】

「古都奈良の文化財」の一つとして世界遺産に登録され、西国三十三所の第九番札所や阿修羅像で知られます。さらに国宝仏像は全国の13%がここ興福寺の仏像です。平成30年10月には中金堂が落慶しました。

詳しくはこちら→興福寺

【奈良国立博物館】

氷室神社の前にある博物館です。正倉院展などで知られ、年間を通じて様々な展示があります。また仏像館も併設され、国宝な重要文化財の仏像を毎日見ることができます。

詳しくはこちら→奈良国立博物館




アクセス

<住所> 

<電話> 0742-23-3968

<駐車場> なし(近隣に民間の駐車場あり)