廣瀬大社
廣瀬大社
風神の龍田大社と廣瀬大社はよくセットで名前があがる河合町に鎮座する古社です。砂かけ祭や菖蒲の美しさで特に有名です。富雄川や大和川などの合流地点のほど近くにあることから水神として古くから信仰されています。
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歴史・御祭神
廣瀬大社の縁起として創建は崇神天皇九年(前89年)廣瀬の河合の里長に御信託があり、沼地が一夜で陸地に変化し、橘が数多く生えました。このことが天皇に伝わり、この地に社殿を建て祀られるようになったとされています。 また天武天皇以降、御歴代の天皇より、風雨の調和、年穀の豊穣等の御祈願がされ国家の瑞祥、または禍害あるごとに、奉告御祈願されました。
【御祭神】
主祭神・・・若宇加能売命
相殿神・・・櫛玉命、穂雷命
境内の様子
境内には末社や日露戦争で使われた戦車などがあります。
砂かけ神事
正式名は「御田植祭」です。大忌祭の御田水口祭礼に由来するもので、砂を雨に見たてた祈雨の神事です。拝殿前の広場を田に見立てて田植えの所作を行い、それに対して参詣者と田人・牛に扮した人が一斉に砂をかけあうもので、「砂かけ祭」とも呼ばれます。
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水分社
廣瀬大社から徒歩2分ほどの距離にある摂社です。水分社は俗称「若宮社・可伊止山氏神」とも呼ばれています。691年に創建されたと伝えられます。
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【定林寺】
廣瀬大社の西側・城山古墳の北側にある寺院で、廣瀬大社に伝わる『和州廣瀬郡廣瀬大明神之圖』には「定林寺」が描かれています。2月11日は予約不要で誰でも拝観できますが、他の日に拝観を希望される方は、事前に河合町生涯学習課まで連絡してください。
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アクセス
<住所> 奈良県北葛城郡河合町川合99
<電話> 0745-56-2065
<拝観時間> 8:00〜17:00
<駐車場> 無料駐車場あり
電車とバスをご利用の場合
JR大和路線:法隆寺駅下車 タクシー10分、徒歩30分