第一次大極殿




第一次大極殿

大極殿とは古代の都における中心施設で、天皇即位など国家儀式の際に天皇が出御される場所です。平城宮跡には造営時の第一次大極殿と、その後に建てられた第二次大極殿(現在は史跡)の二つがあります。この大極殿は当時の最先端であった中国の唐の長安城大明宮にある含元殿をモデルに造られたとされています。

御朱印はこちら→大極殿御朱印

内部の様子

大極殿の内部には高御座が置かれるなど当時を思わせる雰囲気が漂います。また鴟尾や大棟中央飾りなど本来屋根の上に置かれている物も展示されています。

【高御座】

高御座(たかみくら)は、国家儀式の際に天皇が着座した玉座です。奈良時代の高御座の構造などの記録はなく、この高御座は大正天皇即位の際に作られた高御座(京都御所に現存)をモデルとしています。細部の文様は正倉院文様をイメージしています。

【鴟尾】

鴟尾(しび)とは屋根の大棟の両端を飾るもので、沓形 (くつがた) とも言われます。その起源は中国にですが、飛鳥時代の遺品にその存在が知られています。その後は奈良・平安時代を通じて、寺院・宮殿などに用いられました。鴟尾の代表的なものとして唐招提寺東大寺大仏殿があげられます。

【大棟中央飾り】

大棟中央飾りとは屋根の一番上の中央に取り付けられ、古代中国では鳥の形をしていました。隋時代以降は現在の宝珠形となっています。文献によると日本では西大寺薬師金堂に取り付けられていたことが判明しています。こちらの大棟中央飾りは法隆寺夢殿の宝珠を参考に作られています。




復元の歴史

遷都1300年のメイン行事として復元された大極殿ですが、当時の設計図や参考になるような絵画などが残ってなくかなりの難航を極めました。そのため、発掘調査で判明している基壇や恭仁宮の大極殿(国分寺金堂)の跡に残る礎石などから大極殿の大きさ・形を推定しました。また法隆寺金堂薬師寺東塔など、同時代の寺院建築も参考にされています。

復元された現在では逆に興福寺中金堂の再建にこの大極殿が参考にされるなど役立っています。

平城宮跡の施設

平城宮跡には様々な施設があり、一日中楽しむことができます。詳しくは各項目にて

平城宮跡(メインページ)
朱雀門
南門(復元中)
平城宮跡資料館
遺構展示館
東院庭園
宇奈多理坐高御魂神社(平城京に隣接)

近くのおすすめスポット

【西大寺】

真言律宗総本山の寺院で、西大寺駅から徒歩数分のところにあります。かつては西の西大寺、東の東大寺と対をなすほどの大きさを誇っていましたが衰退し、鎌倉期に叡尊上人が復興し現在に至ります。

詳しくはこちら→西大寺

【喜光寺】

行基菩薩ゆかりの寺として知られる寺院です。古くは「菅原寺」と呼ばれていましたが、748年に聖武天皇より「喜光寺」の寺号を賜りました。神仏分離が行われた明治頃には荒廃していましたが、現在は再興しています。

詳しくはこちら→喜光寺




アクセス

<住所> 奈良県奈良市二条大路南三丁目5番1号

<電話> 0742-36-8780

<開園時間> 9:00~16:30(入園は16:00まで)

<休演日> 月曜日、年末年始

<入場料> 無料

<駐車場> 有料駐車場あり

電車・バスでお越しの場合
大和西大寺駅から徒歩20分
近鉄奈良駅・JR奈良駅から
・路線バス学園前駅行きにて「朱雀門ひろば前」下車すぐ
・ぐるっとバス 朱雀門ひろばターミナル着




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