八咫烏神社
八咫烏神社
宇陀市に鎮座する八咫烏神社はその名の通り八咫烏を祀ります。神武東征で神武天皇と共に八咫烏が登場し、その後軍神と崇められています。現在ではサッカー協会のマークにも八咫烏があることなどからサッカーファンも多く訪れています。
御朱印はこちら→八咫烏神社御朱印
歴史・御祭神
『続日本紀』によると創建は705年とされます。八咫烏とは神武天皇の大和へ東征する折、熊野の山中で停滞する一行を大和へ道案内したという伝承があります。このような由緒から古来軍神として崇敬され、南北朝時代には後醍醐天皇の篤い信仰により社は大いに栄えたと伝えられています。
しかし南朝の衰退と度重なる戦禍に巻き込まれ江戸時代中頃には廃絶寸前のところまで荒廃しましたが、その後再興し現在に至ります。
【御祭神】八咫烏大神(賀茂建角身命)
境内の様子
境内には本殿、拝殿の他にヘディングしている八咫烏があるくらいで摂末社などはありません。拝殿の裏に数十段ある階段を上ると本殿があります。
近くのおすすめスポット
【阿紀神社】
宇陀市を代表する古社として知られ、神社には珍しい能舞台があります。毎年6月には「あき蛍能」が披露され夏の訪れを感じさせます。また10月17日には大祭が行われます。
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【墨坂神社】
日本最古の健康の神を祀る神社です。神話にも登場するこの地に古の頃より鎮座されていることからいかに重要な神社であるか想像に難しくはありません。また20年に一度、社殿を新しくする「式年造替」を行なっており、次回は2021年の予定。
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アクセス
<住所> 奈良県宇陀市榛原高塚42
<電話> 0745-82-2046
<駐車場> 無料駐車場あり
電車・バスでお越しの場合
近鉄榛原駅より奈良交通菟田野行きバス「高塚」下車すぐ