今年の奈良を振り返る(2018)




今年の奈良を振り返る(2018)

2018年の奈良にも様々な出来事がありました。今回は2018年に行われた注目すべき奈良をピックアップしています。来年を楽しみにしつつぜひこの一年を振り返ってみてください。

世界遺産20周年

古都奈良の文化財」が世界遺産リストに登録されてから2018年で20周年を迎えました。古都奈良の文化財に登録されているのは以下の通り

【平城宮跡】

平城京は、710年につくられた都です。平城京のあった74年間は、奈良時代と呼ばれています。現在では朱雀門や第一次大極殿や資料館が建てられ、商業施設も建てられ奈良の観光地として多くの人が訪れています。

詳しくはこちら→平城宮跡

【春日大社】

春日山原始林を背景に奈良公園内にある神社です。 奈良時代に平城京の守護と国民の繁栄を祈願する為に創建され藤原氏の氏神を祀ります。全国に約1000社ある春日神社の総本社であり、主祭神:武甕槌命が白鹿に乗ってきたとされることから、鹿を神使としています。

詳しくはこちら→春日大社

【東大寺】

日本人のほとんどが参拝した事がある華厳宗総本山の東大寺です。「奈良の大仏さん」と親しまれた盧舎那仏(大仏)を本尊とし、大仏を安置する金堂(大仏殿)は世界最大級の木造建築物として有名です。他には毎年3月に行われる修二会(お水取り)が有名です。

詳しくはこちら→東大寺




【興福寺】

法相宗大本山の寺院です。西国三十三所の第九番札所や阿修羅像で知られる寺院ですが、見所はそれらだけではなく、特に国宝仏像は全国の13%がここ興福寺の仏像です。平成30年10月には中金堂が落慶しました(後述)

詳しくはこちら→興福寺

【元興寺】

蘇我馬子が6世紀末、飛鳥に建立した日本最古の本格的寺院「法興寺(飛鳥寺)」が平城遷都に伴って718年に法興寺は現在の地に移転し元興寺と改めました。奈良時代には興福寺・東大寺と並ぶほどの寺域を誇っていました(現在のなら町ほぼ全域)が衰退し、現在ではその殆どを失いました。

元興寺についてはこちら→元興寺

【薬師寺】

薬師寺は、南都六宗の一つである法相宗の大本山です。天武天皇は皇后(のちの持統天皇)の病気平癒を祈願し藤原京に薬師寺を発願しました。薬師三尊像や、東塔・西塔などその見た目の美しさから日本で最も美しいと寺院とも称されています。

詳しくはこちら→薬師寺

【唐招提寺】

唐招提寺は、南都六宗の一つである律宗の総本山です。鑑真和上が創建され、境内に残る多くの諸堂、仏像が当時のまま現存する日本を代表する古刹として知られます。毎年5月19日行われる「うちわまき」は県内屈指の人気行事です。

詳しくはこちら→唐招提寺

【春日山原始林】

平安時代に狩猟と伐採が禁止されて以来、大切に守られてきた神の山です。原始的な信仰と自然体系が維持されていることから1924年に天然記念物に、1955年に特別天然記念物に指定されました。現在でも聖域です。ハイキングコースとして大変人気があります。




元興寺 創建1300年

平城遷都に伴い平城京に遷都した元興寺が今年で1300年を迎えました。今年は記念年でもあり8年ぶりに公開された屋根裏など様々なイベントが行われ多くの人が訪れました。

詳しくはこちら→元興寺

4月 ミ・ナーラがオープン

平城宮跡の隣にある奈良の毎日をお祭りに変える観光型複合商業施設「ミ・ナーラ」が4月にオープンしました。平城京の「市場」の賑わいを感じる中、70に及ぶ食品、ファッション、家電などのショップが終結。いつもでワクワク・ドキドキが有り、楽しさや驚きが途切れない商業施設です。特に金魚ミュージアムは人気です。




8月 竜王社が再興(春日大社)

春日大社末社「龍王社」が140年ぶりに再建されました。龍王社は鳴雷神社の里宮的な社として、現在の祈祷所付近に存在した興福寺僧侶のための安居屋敷地内にありました。再建に伴い龍王社を含む9社をめぐる開運招福水谷九社めぐりが誕生しました。

詳しくはこちら→龍王社が再興

8月 なら燈花会20周年

「なら燈花会」はゆったりと時の流れる 世界遺産の地、奈良に集う人々の祈りを ろうそくの灯りで照らし出します。今年で20年を迎え、古都奈良にろうそくの灯りがとけ込み、 人々の心にさまざまな感動を与えました。

詳しくはこちら→なら燈花会

8月 生駒ケーブル100周年

1918年に日本初のケーブルカーとして運行したのが始まりです。その後、年間乗車数が増加したため、輸送力を上げるため複線化されました。1929年には生駒山上遊園地の開業に合わせて、現在の路線宝山寺駅~生駒山上駅区間の運行を開始しました。駅構内には当時の貴重な資料や写真が展示されました。

詳しくはこちら→生駒ケーブル100周年




9月 春日大社 創建1250年

9月に御創建を祝う奉祝行事が行われました。舞楽奉納や本来2月と8月にしか行われない万灯籠が特別に9月にも灯されました。さらに2018年春には奈良国立博物館にて国宝「春日大社のすべて」展が公開されるなど年間を通じて春日大社は大きく取り上げられました。

詳しくはこちら→春日大社 御創建千二百五十年 奉祝行事

10月 ナンバープレート交付開始

10月1日より奈良県が新たに図柄入りナンバープレートが交付されました。奈良らしい「五重塔」「鹿」「桜」と一目で奈良だと認識できるデザインです。さらに2020年には飛鳥ナンバーも交付されます。

詳しくはこちら→奈良県「図柄入りナンバープレート」の紹介

10月 興福寺 中金堂落慶

中金堂は興福寺伽藍の中心になる最も重要な建物で、6回の焼失・再建を繰り返した中金堂ですが、後享保2年(1717)に焼失し、その後は仮講堂が建設されただけにとどまってきました。しかし2018年10月に300年ぶりに再興され落慶されました。大きさは奈良市内では東大寺大仏殿に次ぐ建築物です。

詳しくはこちら→興福寺 中金堂落慶




10月 第70回 正倉院展

秋の奈良と言えば正倉院展と思われる方が多く、奈良国立博物館で最も人気の展示です。今年70回の節目を迎え、例年以上に豪華な56件の宝物が出陳されました。そのうちの10件は初出陳で連日多くの人が足を運びました。

詳しくはこちら→第70回 正倉院展




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