菩提院大御堂(興福寺)



菩提院大御堂

興福寺境内から道路を挟んだところにひっそりとある菩提院大御堂です。大晦日を除き普段は公開されることはなく、知る人ぞ知る通なスポットとなっています。また大晦日の除夜の鐘はこちらと南円堂で行われます。

御朱印はこちら↓↓

興福寺 菩提院

大御堂と本尊

阿弥陀如来坐像

大御堂は天正8年(1580)室町時代の再建で、正面5間(17m)側面5間(14.2m)、本瓦葺きで、正面に向拝がつきます。昭和45年大修理されました。

堂内には鎌倉時代作の本尊:阿弥陀如来坐像(重要文化財)、脇侍が観世音菩薩立像と勢至菩薩立像(いずれも鎌倉時代)、その他に不動明王座像や稚児観音像、不空羂索観音菩薩が安置されています。



梵鐘

鐘楼にかかる梵鐘は永享8年(1436年)の鋳造で、かつては昼夜十二時だけではなく、明け七つと六つの間の早朝勤行の時にも打たれたことから、「十三鐘」の通称を持ちます。

大晦日の除夜の鐘はこちらと南円堂で行われ、一般人も参加できます。

県内の除夜の鐘についてはこちら↓↓

除夜の鐘情報

大御堂前庭

大御堂前庭では、春日神鹿をあやまって殺した少年である三作を石子詰の刑に処したと伝わる塚があります。元禄時代、近松門左衛門の草した浄瑠璃『十三鐘』は、この伝説に取材したものとして有名です。

紅葉

実は紅葉の隠れスポットでもあり、個人的におすすめです。大晦日を除き年中人気のない菩提院ですから、紅葉もほとんそ独り占め状態になっています。

奈良県の紅葉についてはこちら↓↓

奈良県のおすすめ紅葉スポット

その他主要伽藍

興福寺の主要伽藍は各ページにて紹介しています。

興福寺について(メインページ)↓↓

興福寺

中金堂↓↓

中金堂(興福寺)

東金堂↓↓

東金堂(興福寺)

五重塔↓↓

五重塔(興福寺)

南円堂↓↓

南円堂(興福寺)

北円堂↓↓

北円堂(興福寺)

三重塔↓↓

三重塔(興福寺)

国宝館↓↓

国宝館(興福寺)

仮講堂↓↓

仮講堂(興福寺)



アクセス

<住所> 奈良県奈良市登大路町48

<電話> 0742-22-7755

<駐車場> 有料駐車場あり

<拝観時間> 9:00〜17:00(受付は16:45まで)

<拝観料>
中金堂 500円
東金堂 300円
国宝館 700円
共通券(東金堂+国宝館)900円

電車をご利用の場合
近鉄奈良駅より徒歩5分
JR奈良駅より徒歩15分



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