穴師坐兵主神社(相撲神社)



穴師坐兵主神社

穴師坐兵主神社(あなしにますひょうず)は相撲発祥の地で知られる神社です。日本最古の道「山辺の道」沿いにあり古くから多くの人が参拝しています。過去には相撲協会の時津風理事長(元横綱双葉山)、二横綱(大鵬・柏戸)などが訪れ、手数入りが奉納されています。

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穴師坐兵主神社

歴史・御祭神

正確な創建年は不明です。社記によると崇神天皇60年、纏向穴師山に、皇女倭姫命が帝の御前の守護神として、穴師兵主明神を祀られたことに始まるとされています。祭神の「兵主神」は現在は中殿に祀られ、鏡を神体としています。

かつて穴師坐兵主神社は上社と下社の2社あり、現在の神社は下社にあたります。応仁の乱焼失し、現在地に鎮座していた穴師大兵主神社に合祀され同じく巻向山にあった卷向坐若御魂神社も合祀されて一つになりました。

【御祭神】穴師兵主神、若御魂神、大兵主神


相撲神社

相撲神社本殿

力士像

野見宿禰

相撲神社は穴師坐兵主神社の摂社です。国技発祥の地として知られます。相撲とは神の信仰から出て、国土安穏、五穀豊穣を祈る平和と繁栄の祭典です。

相撲の歴史は2千年前、垂仁天皇の時代に大兵主神社神域内小字カタケヤシ(現在の相撲神社の地)において、野見宿禰と当麻蹶速による日本最初の天覧相撲が行われました。

昭和37年には当時の日本相撲協会の時津風理事長(元横綱双葉山)、二横綱(大鵬・柏戸)、五大関(琴ヶ浜・北葉山・栃ノ海・佐田ノ山・栃光)など、幕内全力士が参列して大祭が行われ、手数入りが奉納されています。

徳勝龍 優勝記念碑

地元奈良県出身力士である徳勝龍が令和2年大相撲一月場所(初場所)にて初優勝、奈良県出身力士として100年ぶりの快挙を達成しました。

その優勝を記念し相撲神社境内に優勝記念碑が建立されました。

年中行事

1月1日 四方祭
2月3日 節分祭
2月13日 御田祭 13時〜
4月8日 春大祭
5月3日 祖霊祭
7月7日 相撲祭
8月26日 風鎮祭
10月21日 氏神祭
11月3日 橘祭



近くのおすすめスポット

【桧原神社】

大神神社の摂社で、山辺の道沿いに鎮座しています。崇神天皇時代、宮中で祭っていた天照大神の神霊を天皇が豊鍬入姫命に託して祭ったと言われています。元伊勢の伝承地でもあります。三ツ鳥居がシンボルです。

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檜原(桧原)神社

【玄賓庵】

平安時代初期に法相の六租の一人玄賓僧都が隠棲された場所とされます。本尊・不動明王像はかつて大神神社神宮寺であり、現在の若宮社に安置されていましたが廃仏毀釈により現在の地に移されました。また当時の神宮寺の本尊が桜井市の聖林寺に安置されている国宝・十一面観音菩薩像です。

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玄賓庵

アクセス

<住所> 奈良県桜井市穴師493

<駐車場> 無料駐車場あり

<電話> 0744-42-6420

電車・バスでお越しの場合
JR桜井線「巻向駅」から徒歩約25分



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