萬々堂通則





萬々堂通則

江戸時代後期創業の県内屈指の老舗和菓子店として知られます。古くから伝わる伝統和菓子はもちろん、ニーズに合わせた現代風のお菓子まで幅広く対応しています。特に「ぶと饅頭」や「青丹よし」は多くの人に知られ、お土産にも大変人気です。インターネットからも注文できます。

和菓子

【ぶと饅頭】

萬々堂通則を代表する和菓子です。現在のあんドーナツに近いものとイメージしていただければ分かりやすいかもしれません。歴史は古く、飛鳥・奈良時代に伝えられた唐菓子、春日大社の御祭礼にお供えされる神撰の「ぶと」は、この唐菓子の一つです。

【弓月】

鹿と紅葉をデザインした可愛いお菓子です。万葉集にうたわれている三輪の弓月ヶ嶽のなだらかなイメージを御菓子に重ね合わせています。中は小豆のこしあん入りで皮はほんのり生姜風味です。子供にも人気の商品です。

【八重の里】

八重の里は八重桜をイメージして作られた焼き菓子です。柚子の皮を練りこんだ白餡を包み込み焼き上げたしっとりとした味わいです。「奈良の八重桜」という名前の通り、奈良県の県の花に指定されているほか、奈良市の花にも制定されています。奈良市の市章にも奈良八重桜が使われており、まさに奈良を代表するお花です。

【はなの松】

ありし日の花の松は興福寺の中心、五重塔と東金堂の西に花開く松として弘法大師のお手植えと伝わり、その姿は南都の名木と言われていました。しかし昭和に入り花の松は衰退し枯れてしましました。その名木を偲び老松葉を模した卵ボーロが「はなの松」です。

【糊こぼし】

東大寺二月堂で行われる「お水取り(修二会)」にあわせて奈良市内の老舗和菓子店では2月上旬〜3月中旬まで販売される椿を模した季節の生和菓子です。他店の椿菓子に比べてあっさりした印象の味です。

その他お水取りにちなんだ椿菓子の比較についてはこちら↓↓

お水取りの椿菓子




近くのおすすめスポット

【興福寺】

「古都奈良の文化財」の一つとして世界遺産に登録され、西国三十三所の第九番札所や阿修羅像で知られます。さらに国宝仏像は全国の13%がここ興福寺の仏像です。平成30年10月には中金堂が落慶しました。

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興福寺

【餅飯殿弁財天社】

餅飯殿(もちいどの)商店街に鎮座する神社です。この地は餅飯のお供えを調え17日の法要をお供えしたところ、この事が後の「餅飯殿町」の由来となったとされています。

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餅飯殿弁財天社

アクセス

<住所> 奈良県奈良市橋本町34

<電話> 0742-22-2502

<営業時間> 9:00~19:00、木曜日 10:00~17:00

<定休日> 木曜不定休

<HP> https://www.manmando.co.jp/

<駐車場> なし



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