長谷山口坐神社
長谷山口坐神社
長谷寺への参道沿いにある神社で初瀬川の南岸上に北面して鎮座する旧指定村社です。延喜式の式内大社で大和六山口社の一つとされますが、参道から少し裏手にあるためか人気が少なく静かで落ち着いた神社です。
歴史・御祭神
当神社は長谷山の鎮めの神として大山祇神を祭神としています。第11代垂仁天皇の御代倭姫の命を御杖としてこの地域の「磯城厳橿の本」に約8年天照大神をお祀りになった時、随神としてこの地に手力雄神、山の中腹に豊秋津姫神を祀る2社として鎮座されました。
聖武天皇の天平2年(730)の大和大税帳には長谷山口坐神社の名がみられ、その古さが伺えます。清和天皇の御代貞観元年(860)9月8日に風雨祈願の奉幣使が当神社に参拝されている。中世には天力雄明神を敬う明神講が生まれ明神信仰は今に続いています。
明治42年初瀬平田にあった豊受神社の豊受姫神(保食の神)を合祀しました。
【御祭神】大山祇神
近くのおすすめスポット
【長谷寺】
当社から5分ほどの所にある長谷寺です。全国に末寺三千余ヶ寺、 檀信徒はおよそ三百万人といわれ、 四季を通じ「花の御寺」として多くの人々の信仰をあつめています。特に牡丹の花は有名で春には「牡丹まつり」が開催され多くの参拝客で賑わいます。
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【與喜天満神社】
当社のすぐ近くに鎮座する神社です。多くの人が長谷寺の参詣前後に訪れる桜井市屈指の観光場所です。歴史は古く日本最古の天満宮とも言われます。毎年受験シーズンには多くの人で賑わいます。
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アクセス
<住所> 奈良県桜井市初瀬
<拝観料> 境内自由
<駐車場> 近隣に民間駐車場あり
電車・バスでお越しの場合
近鉄長谷寺駅より徒歩