修二会(新薬師寺)



修二会

新薬師寺最大の行事がこの修二会です東大寺二月堂修二会(お水取り)と同様に燃え盛るお松明が10本籠松明が1本、僧侶を先導して本堂の周囲を回ります。東大寺のお水取りより至近距離で行われるため迫力満点です。また当日は本尊・薬師如来像の周りに「桃の花」や「南天の実」が飾られ、いつもと違うお姿を拝観できます。

日程・場所

【日程】4月8日

午後5時〜(薬師悔過法要)

・午後7時〜(おたいまつ)

【場所】新薬師寺

新薬師寺とは

伐折羅大将をはじめとする国宝・十二神将像で知られる華厳宗・新薬師寺です。創建された奈良時代には南都十大寺の1つに数えられる七堂伽藍が建ち並ぶ大寺院でした。4月の修二会は多くの人で賑わい春の訪れを感じさせます。また予約制ですが「香薬師堂」の拝観もできます。

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新薬師寺



修二会の様子

修二会の様子です。日が暮れる前に本堂内で世の人々の過ちを悔い、今後の平安を祈る「薬師悔過法要」と、仏の身に備わっている32種の優れた特徴を示す「三十二相」が厳修されます。

そして午後7時より長さ7mほどの大松明が10本。籠松明が1本が本堂の周囲を回ります。その後本堂内にて法要が営まれます。

「桃の花」が飾られた本尊

お松明①

お松明②

お松明③



近くのおすすめスポット

【不空院】

新薬師寺のすぐ近くにある不空院は重文・不空羂索観音像を本尊とする真言律宗の寺院です。東大寺法華堂興福寺南円堂の不空羂索観音像と並び「三不空羂索観音」と称されます。公開日を除き普段は予約拝観となっています。

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不空院

【春日大社】

世界遺産の神社で、平城京の守護と国民の繁栄を祈願する為に創建され藤原氏の氏神を祀ります。全国に約1000社ある春日神社の総本社であり、主祭神:武甕槌命が白鹿に乗ってきたとされることから、鹿を神使としています。

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春日大社



アクセス

<住所> 奈良県奈良市高畑町1352

<電話> 0742-22-3736

<拝観料> 午後5時より無料

<駐車場>無料駐車場あり(数台)



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