養天満宮
養天満宮
薬師寺と唐招提寺の中間地点に鎮座する神社です。線路を渡ったその瞬間から境内となる少し変わったところもあります。しかし参拝する人はほとんどおらず、ひっそりとした神社です。毎年10月10日に秋季大祭が行われ地元を中心に多くの人が訪れます。
歴史・御祭神
薬師寺が平城遷都の際に現在地に移建された時に、薬師寺内外十三社の一つとして創建されました。平安時代の『延喜式神名帳』にもその名が記載されています。寺儀結制に従い、僧侶が社参する習慣がありました。
御祭神:菅原道真公
境内の様子
境内には気比神社が鎮座します。また当社の「社叢(鎮守の森)」は、奈良市指定文化財(天然記念物)に指定されており、住宅街の中に「ツブラジイ」を中心とした「原生林」のような森が広がるスピリチュアルな空間です。
気比神社
拝殿
近くのおすすめスポット
【薬師寺】
世界遺産薬師寺の創建は680年、天武天皇は皇后(のちの持統天皇)の病気平癒を祈願し藤原京に薬師寺を発願しました。710年に都が平城京に移ると、薬師寺も718年に現在の地に移りました。「修二会花会式」は特に有名な行事です。
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【唐招提寺】
世界遺産唐招提寺の創建は759年に唐から日本で初めて正式の戒律を伝えた鑑真和上です。純粋な律宗の研修道場として当初は「唐律招提」と称し、勅願を賜ってから「唐招提寺」となりました。毎年5月19日の「うちわ撒き」は特に有名な行事です。
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【蕎麦戯・さか本】
薬師寺と唐招提寺の間にある蕎麦屋です。他では滅多に食べられない本格的な十割そばがいただけます。あまりの美味しさに西の京へ立ち寄った際はほぼ毎回お邪魔しています。
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アクセス
<住所> 奈良県奈良市西ノ京町216
<駐車場> なし
電車でお越しの場合
近鉄西ノ京駅より徒歩7分