綱掛け神事(男綱)
綱掛け神事(男綱)
綱掛け神事は、奥明日香の栢森と稲渕の両大字(おおあざ)に伝わる神事でカンジョ掛神事とも呼ばれます。子孫繁栄と五穀豊穣を祈るとともに、悪疫などこの道と川を通って侵入するものを押し止め、住民を守護する神事とされています。
男綱の綱掛けが行われる稲渕の神事の特徴は、全体を神式で行うことです。飛鳥坐神社の神職が執り行います。飛鳥川の上に陽物をかたどった「男綱」を掛け渡し、神所橋と呼ばれる橋に祭壇を設け、神職が御払いをします。一方「女綱」では仏式で執り行われます。
女綱についてはこちら↓↓
飛鳥坐神社についてはこちら↓↓
日程・場所
【日程】成人の日 14:30〜
【場所】稲渕 男綱
綱掛け神事の様子
女綱は神事(法要)から始まったのに対し、男綱はまず綱掛けから始まります。見学者も含め全員で綱を掛けました。無事に綱が掛けられると神事が始まります。こちらは法要ではなく、飛鳥坐神社の神職による神事が始まります。
動画
綱掛け神事の様子です。
【綱掛けの様子】
【神事の様子】
閏年だけの特別綱
4年に一度の閏年では特別な男綱に変わります。写真の中央には結び目が見えますが、通常は12個に対し、閏年は13個となっています。写真は閏年の13個
近くのおすすめスポット
【飛鳥川上坐宇須多岐比売命神社】
日本で一番長い名前の神社で飛鳥川上坐宇須多岐比売命神社(あすかかわかみにいますうすたきひめのみことじんじゃ)と読みます。近年ではパワースポットとして知られているようです。大神神社と同様に拝殿後方の南淵山をご神体とする原始神道の神社です。
詳しくはこちら↓↓
アクセス
<住所> 奈良県高市郡明日香村大字稲渕
<駐車場> なし(グレーゾーンですが路駐可?)
バスでお越しの場合
かめバス石舞台バス停より約1.5km