御霊神社本宮
御霊神社本宮
23社あると伝えられる御霊神社の分祀元であることから当社は御霊神社本宮と呼ばれてきました。創建は800年と古く、大般若経や本殿などが文化財に指定されています。隔年の斎行ではありますが、「太々神楽祭」は有名です。
御朱印についてはこちら↓↓
歴史・御祭神
宇智郡(旧五條市と大淀町佐名伝)には御霊神社が23社あると伝えられ、その分祀元が当社です。このことから、当社を御霊神社本宮と呼びます。
本宮は、井上内親王、早良親王、他戸親王を祀り、丹生川をはさんだ対岸にある火雷神社を併せて、古より四所大明神と称され、宇智郡の信仰を集めていました。
『日本後紀』によると、延暦19年7月、桓武天皇は葛井王を宇智郡に遣わして皇后の復位や御墓を山陵と称することを告げさせています。このときに葛井王により霊安寺が建立され、同時に御霊神社も創建されたと伝わっています。
御祭神:井上内親王
南脇社殿:他戸親王
北脇社殿:早良親王
別宮:火雷神
境内の様子
境内には様々な末社が鎮座しています。
年中行事
太々神楽祭 | 4月第4日曜(隔年斎行) |
本社例祭 | 10月第4土曜日 |
五條御旅所例祭 | 10月第4日曜日 |
近くのおすすめスポット
【金剛寺】
創建は約800年前、平安時代の文化人、小松内大臣、平重衡公によるものとされています。江戸時代から野原城主の畠山義春公の菩提寺として復興されました。
詳しくはこちら↓↓
【念仏寺】
茅葺の屋根が特徴的な本堂(陀々堂)の念仏寺です。堂内には本尊・阿弥陀如来像を安置します。詳しい創建は不明ですが、所蔵する什物や伝承から平安末期〜鎌倉初期には真言宗の寺院として創立していたと考えられています。1月14日の「陀々堂の鬼走り」は特に有名です。
詳しくはこちら↓↓
アクセス
<住所> 奈良県五條市霊安寺町2206
<電話> 0747-23-0178
<駐車場> 無料駐車場あり
電車・バスでお越しの場合
JR和歌山線五条駅下車。五條バスセンターから、奈良交通バス(新宮行、十津川温泉行、城戸行)に乗車、
「霊安寺バス停」にて下車、バス停より徒歩8分。