だだおし法要(長谷寺)



だだおし法要

「だだおし法要」とは、長谷寺の修二会最終日に行われる鬼追いの儀式がです。開山徳道上人が閻魔大王より授かったとされる「檀拏印」を押印し、法力を宿した「牛玉札」の力により大松明を持った赤鬼、青鬼、緑鬼を退散させる行事です。

※一体3000円で牛玉札授与できます。

東大寺修二会(お水取り)に並ぶ「二大火祭り」とも言われています。

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修二会について

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お水取り(修二会)

日程・場所

【日程】2月14日 16:00〜

【場所】長谷寺本堂



長谷寺について

西国三十三所巡礼始まりの地とされるのがここ長谷寺です。

全国に末寺三千余ヶ寺、 檀信徒はおよそ三百万人といわれ、 四季を通じ「花の御寺」として多くの人々の信仰をあつめています。特に牡丹の花は有名で春には「牡丹まつり」が開催され多くの参拝客で賑わいます。

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長谷寺

だだおし法要の様子

15:00に職衆が入堂し、本尊十一面観世音菩薩の御前で人々の罪科を懺悔する(悔過法要)が営まれます。次に、唐櫃に入れられてきた如意宝珠・閻浮檀金宝印など七種秘宝が、厳重な封印を解き本尊正面に供えられます。

鬼追いの儀式「だだおし」は16:30頃から開始され、赤・青・緑の鬼が舞台を駆け巡ります。後には重さ約120kgほどある大松明が続き、お互いの松明をぶつけ合う姿は圧巻です。

本尊・十一面観世音菩薩像

秘宝を入れた唐櫃

緑鬼

青鬼

赤鬼

赤鬼

ぶつかり合う松明

燃え盛る大松明

【動画】



だだおし法要特別祈祷札

2月14日に限り長谷寺ではだだおし法要特別祈祷札「牛玉札」がいただけます。

これをいただくと、舞台にあがって法要に参列することが可能になり、さらに牛玉宝印が受けられます。一般的に宝印の力によって災難を除き、極楽に往生できるとされます。

一体 3000円

近くのおすすめスポット

【與喜天満神社】

長谷寺のすぐ近くに鎮座する神社です。多くの人が長谷寺の参詣前後に訪れる桜井市屈指の観光場所です。歴史は古く日本最古の天満宮とも言われます。毎年受験シーズンには多くの人で賑わいます。

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與喜天満神社

【法起院】

近鉄長谷寺駅から参道を進むと現れる寺院です。寺伝によると735年に西国三十三所を創始したと伝えられている徳道がこの地で隠棲した事に始まるとされています。現在では長谷寺の開山堂として毎日多くの人が訪れます。

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法起院



アクセス

<住所> 奈良県桜井市初瀬731−1

<電話> 0744-47-7001

<入山時間>
8:30~17:00(4月~9月)
9:00~17:00(10月~11月、3月)
9:00~16:30(12月~2月)
※牡丹まつり期間等時間延長あり

<駐車場> 有料駐車場あり 500円

<HP> https://www.hasedera.or.jp/

自動車をご利用の場合
・大阪方面から
西名阪自動車道を天理インターで降り、国道169号線を桜井方面へ。
桜井市内で国道165号線へ左折(東進)。
初瀬西の信号を左折し門前町へ。

・名古屋方面から
名阪国道を針インターで下り、国道369号線を榛原・桜井方面へ。
榛原で国道165号線を右折(西進)。
初瀬西の信号を右折し門前町へ。

電車をご利用の場合
近鉄大阪線長谷寺駅を下車
※シーズンには急行が臨時停車します。



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