相撲発祥の地『腰折田』
相撲発祥の地『腰折田』
この地は當麻蹶速(たいまのけはや)と野見宿禰(のみのすくね)が力比べをを行ったとされる「腰折田」の伝承の地で、付近には両人がまわしを締めたところ、まわしを洗ったところとも伝えられる「まわし池」もあります。
香芝市では古くから宮相撲(奉納相撲)が行われていた大坂山口神社(穴虫)があり、『竹園日記』では良福寺・当麻・五位堂など、村名を冠した相撲組がしばしば登場します。付近の寺院には古い力士墓があるなど、古くより相撲が盛んな地域だったことがわかります。
小さい土俵
力士像の横には土俵があります。しかしこの土俵は3.94mの13尺の大きさで、現在の4.55mの15尺に比べて小さいです。
なぜ小さい土俵なのかというと、江戸時代では13尺の土俵が使われており、当時の体験をしてもらうために古い土俵サイズになっています。
相撲関連地
【當麻蹶速】
相撲の始祖として知られる當麻蹶速の塚と伝えられている五輪塔です。葛城市出身とされ、隣には相撲館が建っています。
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【相撲館けはや座】
當麻蹶速塚に隣接する施設です。當麻蹶速を顕彰する目的で平成2年に建てられました。館内には本場所と同サイズの土俵があり、ファン必見の約12000点の所有資料等も展示されています。
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【相撲神社】
桜井市に鎮座する神社で、こちらも當麻蹶速と野見宿禰が力比べをを行ったとされる伝承地です。昭和37年には当時の日本相撲協会の時津風理事長(元横綱双葉山)、二横綱(大鵬・柏戸)など、幕内全力士が参列して大祭が行われています。
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近くのおすすめスポット
【石光寺】
車で5分ほどの所にあり、日本最古の石仏、中将姫伝説、ボタン・芍薬の花で知られています。境内には四千本以上、五百二十種類の色とりどりのボタンや芍薬が、花の浄土図を描き、関西花の寺霊場の一つでもあります。
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【當麻寺】
當麻曼荼羅を本尊とする寺、白鳳・天平様式の大伽藍を有する古刹です。金堂の弥勒仏や四天王、梵鐘などの白鳳時代の文化財や、創建時の三重塔が東西一対で残る全国唯一の寺でもあります。
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【中将堂本舗】
お土産にオススメしたいのが中将堂本舗の「中将餅」です。中将堂本舗の中将餅(よもぎ餅)は、当麻の里に昔から伝わる掌大のあんつけ餅を一口の大きさにし、牡丹の花びらを型どったものです。
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アクセス
<住所>
<駐車場> なし
電車でお越しの場合
・近鉄南大阪線「二上神社口駅」下車、南東へ徒歩約16分
・JR和歌山線「JR五位堂駅」下車、西へ徒歩約17分
・近鉄大阪線「近鉄下田駅」下車、南へ徒歩約20分