二上山博物館



二上山博物館

奈良県と大阪府の県境にある二上山の麓にある博物館です。

全国でも珍しい「旧石器文化を紹介する石の博物館」です。二上山は『万葉集』にも詠まれる古くから日本史と関わってきた山で、千数百万年前には大噴火した火山というのが真の姿なのです。現在では噴火により二つのコブのように見えることから「二上山」と呼ばれるようになりました。

当館では二上山の噴火によって産出されたサヌカイト、凝灰岩、金剛砂の3つの石を通して、香芝の歴史と自然を紹介しています。

館内の展示物

館内では旧石器時代〜弥生時代〜古墳時代〜飛鳥時代と二上山麓の産出された石や文化を展示・解説しています。

旧石器時代には石器を中心に、弥生時代には壺や器などを弥生土器を、古墳時代には埴輪、飛鳥時代には香芝市にある尼寺廃寺跡の創建時の姿を紹介しています。



旧石器時代の暮らし

石器

二上山近郊で産出された石

弥生土器

埴輪

尼寺廃寺跡の礎石と心柱

尼寺廃寺跡についてはこちら↓↓

尼寺廃寺跡



近くのおすすめスポット

【阿日寺】

往生要集で有名な恵心僧都が誕生された寺院として知られます。また、恵心僧都が祈願をした衣服を着せかけると、何の苦しみもなく往生をした事から、「ぽっくり寺」としても知られ、全国から多くの人が参拝に訪れます。拝観は予約制です。

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阿日寺

【志都美神社】

香芝市に鎮座する志都美神社(しずみ)です。平安時代に創建された古社で当時は清水神社と称されていました。江戸時代には盲目の僧侶が境内に湧いていた清水で目を洗って霊験があったとの伝承があります。

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志都美神社

【鹿島神社】

香芝市に鎮座する鹿島神社は平安時代末期に茨城県の鹿島神宮の御分霊を勧請した神社です。諸説ありますが「香芝(かしば)」の地名は当社の「鹿島(かしま)」に由来するとも言われています。

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鹿島神社(香芝市)

【達磨寺】

聖徳太子創建の寺院として知られる達磨寺です。皆さんが想像するダルマとは見た目が異なりますが、達磨(ダルマ)を本尊とし祀っています。境内には数々の史跡が点在し、特に王寺町のマスコットキャラクターにもなっている雪丸像は大変人気です。

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達磨寺



営業時間・アクセス

<住所> 奈良県香芝市藤山1-17-17

<電話> 0745-77-1700

<入館料> 大人200円 学生150円 小中学生100円

<利用時間> 9:00〜17:00(入館受付は16:30まで)

<休館日> 月曜日(年末年始)

<駐車場> 無料駐車場あり

電車・バスでお越しの場合
近鉄下田駅下車→西へ徒歩約8分
JR香芝駅下車→西へ徒歩約12分



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