大の松為次郎の墓碑



大の松為次郎の墓碑

香芝市穴田の出身力士、大の松為次郎(本名:吉田英蔵)の墓があります。香芝市や隣の葛城市では相撲発祥の地として多くの相撲ファンが訪れており、大の松為次郎の墓碑も相撲関連地として訪れる方がいます。大の松為次郎に関連する資料等は葛城市の相撲館けはや座に展示されています。

大の松為次郎とは

大の松為次郎は、体格こそ約160cmとあまり大きな力士ではありませんでしたが、約130kgの力石を持ち上げる力持ちで、大阪相撲の森ケ崎部屋に「大の松」の四股名で入門し、幕下までいきました。
引退後は地元で大の松部屋を設立し、親方として活躍しました。明治38年には大坂山口神社(穴虫)で大相撲を行い、その時に奉納された番付表には「肝心元 大の松為次郎」と書かれています(写真左)。

また、大正4年には當麻寺境内にて、當麻蹴速1935年記念の相撲を行いました。さらに同年6月には、大坂山口神社(穴虫)にて隠退相撲が行われ、その際に自宅にある稽古土俵の前に松之松墓が建立されました(写真右)。



相撲関連地

【相撲館けはや座】

相撲の開祖『當麻蹶速(たいまのけはや)』の出身地である葛城市に、當麻蹶速を顕彰する目的で平成2年に建てられました。館内には本場所と同サイズの土俵があり、ファン必見の約12000点の所有資料等も展示されています。

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相撲館けはや座

【相撲発祥の地『腰折田』】

この地は當麻蹶速(たいまのけはや)と野見宿禰(のみのすくね)が力比べをを行ったとされる「腰折田」の伝承の地で、付近には両人がまわしを締めたところ、まわしを洗ったところとも伝えられる「まわし池」もあります。

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相撲発祥の地『腰折田』



アクセス

<住所> 奈良県香芝市穴虫2480

<駐車場> なし

電車でお越しの場合
近鉄南大阪線「二上山駅」下車、西へ徒歩約10分(約0.8km)



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