特別展『聖徳太子と法隆寺』



特別展 聖徳太子と法隆寺

奈良国立博物館では今年、聖徳太子1400年御聖諱を記念して『聖徳太子と法隆寺』が行われます。普段より法隆寺でお馴染みの出陳物から秘仏など展示件数174件(うち国宝36件、重文75件)のボリュームのある内容となっています。また7月からは、東京国立博物館でも『聖徳太子と法隆寺』展が行われます。

会期・会場

会期

令和3年(2021)4月27日(火)~6月20日(日)
前期:4月27日(火)~5月23日(日)
後期:5月25日(火)~6月20日(日)

休館日

毎週月曜日(休日の場合はその翌日、連休の場合は最終日の翌日)
※5月6日は開館

会場

奈良国立博物館 東新館・西新館

奈良国立博物館



拝観事前予約制・観覧料

新型コロナウイルス感染拡大防止につき、事前予約制を導入しています。「前売日時指定券」をお持ちの方は優先的に入館できます。 予約不要の「当日券」を会場にて若干数ありますが、基本的に予約者優先となっています。

※東京、大阪、京都、兵庫4都府県に緊急事態宣言が発令されたことを受け、宣言発令期間中(4月25日~5月11日)の日時指定券は、5月12日~6月20日の会期中に利用可能となっています。

観覧料 前売り券 当日券
大人 1,800円 2,000円
高大生 1,200円 1,400円
小中生 300円 500円

法隆寺について

現存する日本最古の木造建築物と知られ、1993年に「法隆寺地域の仏教建造物」として世界遺産に登録されている聖徳宗総本山の寺院です。多くの国宝を有し、国内では1ヶ所における国宝建築物、国宝仏像が共に1番多く指定されています。

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法隆寺



主な出陳物

本展覧会の主な出陳品です。※出陳品は前期・後期によって展示されていないケースがあります。※画像の一部は奈良国立博物館HPより引用

【聖徳太子二王子像(模本)】※5/18~6/20展示

奈良国立博物館蔵

和田貫水筆 明治30年(1897)

誰しもが一度は見たであろう聖徳太子像です。過去にはお札の柄にもなっていた聖徳太子ですが、その際もこちらの肖像画が使用されていました。聖徳太子を描いた最古の肖像画(宮内庁蔵)の写し。宮内庁本は4/27~5/16に展示。

【聖徳太子坐像】

聖徳太子坐像(国宝)像高84.2cm 平安時代 法隆寺蔵

法隆寺聖霊院に安置される秘仏で、毎年3月22日〜24日まで聖霊院で行われる行事「お会式」で公開される仏像です。摂政像あるいは勝鬘経講讃像と言われる聖徳太子像が安置されています。笏を両手で持ち、豪華な冠を付ける正装の姿です。

【玉虫厨子】国宝

玉虫厨子(国宝)高さ2.33m 飛鳥時代

推古天皇の愛用品であり、仏像を安置するための厨子を玉虫の光輝美しい羽で装飾したことから【玉虫厨子】と呼ばれています。

厨子とは、仏像,仏画,舎利,経典などを安置する屋根付きの入れ物をいいます。玉虫とは玉虫細工のことを指し、上部の柱や宮殿入口部分に細工され、虹色の縞模様を見せる玉虫の羽が入れられており、それを唐草模様の透かし彫りの金具で重ねています。残念ながら現在では玉虫の羽のほとんどが失われおりほとんど確認できません。

【観音菩薩立像(夢違観音)】国宝

飛鳥時代(7世紀) 法隆寺蔵

飛鳥仏の最高傑作の一つです。一般的に夢違観音で知られ、由来は悪夢が吉夢に代わるとの伝承から。明るくほがらかな表情、軽やかな天衣や繊細な指先に至るまで、随所に洗練された造形感覚が発揮される。

【薬師如来坐像】国宝

飛鳥時代 法隆寺蔵

釈迦三尊像で知られる金堂の東の間の本尊です。口もとに微笑みを浮かべた神秘的な顔立ちが飛鳥仏を象徴します。光背背面の銘文によれば、607年にこの薬師如来像を造立したとありますが、623年に完成した、釈迦三尊像に比べ、御術的な進歩がみられるため、制作年代は釈迦三尊像よりも後だと考えられています。

【天寿国繡帳】国宝 ※東京国立博物館にて展示

紫羅地・紫平絹地 部分刺繡 縦88.8cm 横82.7cm
飛鳥時代(7世紀)中宮寺

聖徳太子が亡くなり、お妃の一人である橘大郎女が太子の往生した世界を繡帳にすることを推古天皇に願い出、天皇が采女たちに刺繡させたのが天寿国繡帳です。現在は中宮寺に所蔵されています。刺繡糸の美しい部分と色あせた部分がはっきりしていますが、これは飛鳥時代と修復された鎌倉時代の刺繡片によるものです。

⚠️奈良国立博物館では残欠の展示になります。



なら仏像館

なら仏像館は、飛鳥時代から鎌倉時代にいたる日本の仏像を中心に、国宝、重要文化財を含む常時100体近くの仏像を展示する、国内の博物館では、もっとも充実した仏像の展示施設です。

金剛力士立像(重要文化財)金峯山寺

木造 像高(阿形)505.8cm(吽形)506.2cm 南北朝時代

吉野町にある金峯山寺仁王門(国宝)に安置されていた仁王像です。仁王門は現在大規模な修理が行われており、しばらくの間は当館にて展示されます。東大寺南大門の仁王像に次大きさで、館内だからこそ感じる迫力は圧巻です。

※金剛力士像のみ撮影可

如意輪観音坐像(重要文化財) 木造、一木造、像高94.9cm

平安時代 とても可愛らしい印象の仏像で、館内でもマスコットキャラ的人気でもあります。しっかりとした体躯でありながら威圧的な雰囲気はなく、リラックスしている姿は多くの如意輪観音像で言えることですが、特にこちらの仏像は際立っています。かつては彩色がありましたが現在では一部を残しほとんどが剥がれています。

伽藍神立像 木造、一木造、像高56.3cm

鎌倉時代 この姿が異形の大黒天と解釈され「走り大黒」の名で親しまれてきましたが、本像と着衣や姿勢が同じものが、京都・東福寺仏殿の伽藍神像の中にあり、「感応使者(かんのうししゃ)」あるいは「監斎使者(かんさいししゃ)」と呼ばれていたことがわかり、現在では「伽藍神立像」という名で呼ばれています。



青銅器館

なら仏像館と渡り廊下でつながれた、青銅器館(坂本コレクション)は、昭和12年(1937)に当館の収蔵庫として建設されました。坂本コレクションとは古美術商店「不言堂」の初代社長で、古美術品の蒐集家・坂本五郎より寄贈された中国古代の青銅器380余点のコレクションです。

令和元年10月8日より青銅器館内の撮影が可能になりました。(他の館内は撮影不可)

詳しくはこちら↓↓

中国古代青銅器(奈良国立博物館)



アクセス

<住所> 奈良県奈良市登大路町50番地

<電話> 050-5542-8600

<入館時間> 9:00~18:00

<駐車場> 周辺に民間の駐車場あり

自動車をご利用の場合

名古屋方面から
西名阪自動車道・天理I.C.から国道169号線を北へ約15分。

大阪方面から
第二阪奈道路・宝来I.C.から国道369号線を東へ県庁を越えて約1分。
西名阪自動車道・天理I.C.から国道169号線を北へ約15分。

京都方面から
京奈和自動車道・木津I.C.から国道24号線を南へ、国道369号線を東へ約1分。

電車をご利用の場合
近鉄奈良駅下車 登大路を東へ徒歩約15分
JR奈良駅または近鉄奈良駅から市内循環バス外回り「氷室神社・国立博物館」バス停下車すぐ



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