天岩戸神社



天岩戸神社

大和三山の一つ「天香山」の麓に天岩戸伝説にまつわる天岩戸神社が鎮座しています。本殿はなく天岩窟または、天岩戸と言われる巨石が御神体の古式なスタイルです。境内には毎年7本の竹が育つ代わりに、別の竹が7本枯死する「7本竹の不思議」が伝わっています。

由緒・御祭神

創建年は不明ですが、当社はその名から『古事記』『日本書紀』に記載されている天照大神がお隠れになった天岩戸伝説の場所(諸説あり)とされている神社で、本殿はなく天岩窟または、天岩戸と言われる巨石が御神体の古代人の原始的な祭祀形態です。今もなお巨石4個のが竹に囲まれた中に現存しています。

御祭神:天照大神

御神体:天岩窟または天岩戸



7本竹の不思議

御神体と竹

天照大神がお隠れになった天岩戸から再び出てきてもらううために、天宇受売(アメノウズメ)が踊ったことは有名ですが、その際手に持っていた笹は「七本竹」と呼ばれるようになり、毎年七本生え、七本枯れるという伝承をもちます。

いつしか天岩戸神社の一帯は、背の高い竹に覆われており、毎年7本の竹が育つ代わりに、別の竹が7本枯死する「7本竹の不思議」が伝わりました。

近くのおすすめスポット

【天香山神社】

大和三山の一つ天香山の麓に鎮座する天香山神社です。現在ではひっそりとした神社ではありますが、昨今ではパワースポットととの呼び声も高く、日本神話的には非常に神聖とされてきた天香山に鎮座することから古くから重要視されてきた神社です。

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天香山神社

【畝尾坐健土安神社】

当社から徒歩10分ほどに鎮座する式内社で畝尾坐健土安神社(うねおにますたけはにやす)と読みます。天香山(あまのかぐやま)に深く関係しており、土の神(健土安比売命)を祀っています。平安時代の『延喜式神名帳』にも記載され、日本神話にも関係する由緒ある古社です。

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畝尾坐健土安神社

【畝尾都多本神社】

大和三山の一つ天香山の西麓に鎮座する畝尾都多本神社(うねおつたもとじんじゃ)です。神殿はなく玉垣で囲んだ空井戸をご神体とする古式の様式です。古来より「命乞いの神」として信仰されてきました。

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畝尾都多本神社



アクセス

<住所> 奈良県橿原市南浦町772

<電話> 0744-21-1115

<拝観料> 境内自由

<駐車場> なし

電車・バスでお越しの場合
・近鉄耳成駅から徒歩25分
・近鉄大和八木駅南口より、橿原市コミュニティバス南浦町下車徒歩5分



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