額塚(興福寺)



額塚(茶臼山)

興福寺「不動堂」の裏手に高さ2m芝生の「茶臼山」があることをご存知でしたか?

奈良にはいくつか山号(例・比叡山 延暦寺)がないお寺があり、興福寺もその一つです。しかし奈良時代、興福寺南大門にも月輪山(がちりんざん)の山号額を掲げていました。

しかし何故か、しばしば魔障が起こり、風も無いのに樹木が倒伏し、水が突然噴出して大穴を開け、石垣を崩壊したので、山内大いに困惑していると、ある僧の霊夢に「月の字は水に縁ある為なり」とお告げがあり、困り果てて額を取り下げると、不思議にその後何も起こらず事なきを得ました。

その額を埋めた所が「額塚」で、その後「興福寺」では山号を用いておらず今日に至ります。

興福寺について

世界遺産「古都奈良の文化財」の一つとして登録されている法相宗大本山の寺院です。西国三十三所の第九番札所や阿修羅像で知られる寺院ですが、見所はそれらだけではなく、特に国宝仏像は全国の13%が興福寺の仏像です。平成30年10月には中金堂が落慶しました。

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興福寺



伽藍

興福寺の主要伽藍は各ページにて紹介しています。

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中金堂(興福寺)

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東金堂と五重塔(興福寺)

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五重塔(興福寺)

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南円堂(興福寺)

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北円堂(興福寺)

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三重塔(興福寺)

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国宝館(興福寺)

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仮講堂(興福寺)

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菩提院大御堂(興福寺)



近くのおすすめスポット

【元興寺】

蘇我馬子が6世紀末、飛鳥に建立した日本最古の本格的寺院「法興寺(飛鳥寺)」が平城遷都に伴って現在の地に移転し元興寺と改めました。奈良時代には現在のならまち全域に及ぶ寺域を誇っていましたが衰退し、現在ではその殆どを失いました。

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元興寺

【采女神社】

猿沢池畔に鎮座する神社で、春日大社の境外末社です。例祭を除き、普段は閉められている神社ですから多くの人は未参拝の神社かもしれません。しかし例祭「采女祭」の際には開いておりどなたでも参拝することができます。

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采女神社

アクセス

<住所> 奈良県奈良市登大路町48

<電話> 0742-22-7755

<駐車場> 有料駐車場あり

<拝観時間> 9:00〜17:00(受付は16:45まで)

<拝観料>
中金堂 500円
東金堂 300円
国宝館 700円
共通券(東金堂+国宝館)900円

電車をご利用の場合
近鉄奈良駅より徒歩5分
JR奈良駅より徒歩15分



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