村上義隆の墓
村上義隆の墓
吉野に建つこの墓は鎌倉時代の武将で村上義光(よしてる)の子である村上義隆の墓です。義隆は大塔宮が熊野へ逃れられる際、父義光が敵を制す間にここでしんがりをつとめ18歳で討死。墓は1870(明治3)年に立てられたものです。
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村上義隆について
村上義隆(1316-1333)
村上義光の子。元弘の乱で、父とともに護良(もりよし)親王にしたがって転戦しました。吉野落城の時、ふみとどまって親王一行の退路をささえ、正慶2=元弘3年閏(うるう)2月1日自害しています。
近くのおすすめスポット
【吉水神社】
吉水神社から見える「一目千本」は吉野屈指の桜の名所と知られ、豊臣秀吉もこの地で花見をしたという歴史ある神社です。勝手神社の御祭神は当社で祀られています。
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【勝手神社】
桜の名所である吉野山に鎮座する神社です。本殿は県の有形文化財に指定されていましたが、平成13年に不審火により焼失し、現在は跡地となっています。金峯山の山の入口にあることから「山口神社」とも呼ばれます。
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【大日寺】
村上義隆の墓から車で数分のところにある寺院です。御本尊である五智如来は圧巻で仏像ファンは必見です。毎年11月下旬に行われる「大日寺・火渡り」は有名です。
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アクセス
<住所> 奈良県吉野郡吉野町吉野山
<駐車場> なし
電車で起こしの場合
ロープウェイ吉野山駅下車、蔵王堂・勝手神社を経て徒歩約50分