阿紀神社
阿紀神社の歴史
神代に神楽岡に創建され、崇神天皇の勅によって神戸大神宮の号を賜わったとされています。安土桃山時代(天正年間)に本郷川西岸の現在地に遷座されたときに、現在の社名:阿紀神社となりました。江戸時代前期に能舞台が建設され、能が上演されるようになり現在も使用されています。明治35年に郷社から昇格して県社に列格しました。
主祭神
祭神-天照皇大神、秋田比売神、邇邇杵命、八意思兼神
合祀祭神 – 天水分神、菅原道真、金山彦神、金山姫神
祭神は伊勢神宮と御同体の天照大神社殿は神明造り南向きと伊勢神宮と全く同じ建て方になっています。
あきの蛍能
垂仁天皇の御代、皇女倭姫命が天照大神をまつった宇多の秋志野(阿紀)宮が社の起こりといわれ、阿紀神社は古より大和朝廷と深い関係があったものといわれています。境内に残る能舞台は宇陀の地が元和以来織田藩の治所となり 三代長頼公時代に始められたものといわれています。寛文年間から大正時代の頃まで能楽興業が行われました。そこで平成4年より、能舞台で薪能を再開しました。
【開催期間】
2019年6月15日(土)18:30~20:30頃
【料金】
前売り 5000円、当日 6000円
高天原
高天原とは神々の住まう処、またはご降臨なさる場所で、古来より最も神聖な場所とされています。この高天原は阿紀神社の旧社地で平安時代に現在地へ遷られるまではこの高天原の地で天照大神を祀っていました。
持統天皇は壬申の乱の折に吉野からこの地を通り脱出したとされています。その思い出深いこの地に自身の和風名「高天原廣姫」にちなんで高天原と名付けられました。
現在ではパワースポットとして知られます。
近くのおすすめスポット
【天益寺】
阿紀神社のかつての神宮寺で、神社から徒歩圏内にあります。茅葺の本堂でしたが平成11年に火事で全焼してしまい現在は再建中です。境内には樹齢350年の枝垂れ桜が有名です。
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【又兵衛桜】
奈良県屈指の桜の名所と知られる樹齢350年の枝垂れ桜です。その名の通り戦国武将・後藤又兵衛の屋敷の跡にあることから「又兵衛桜」と呼ばれるようになりました。
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アクセス
<住所> 宇陀市大宇陀迫間25
<電話> 0745-83-3168
<拝観時間> 自由
<駐車場> 無料駐車場あり(4台)
電車・バスをご利用の場合
近鉄 榛原駅から大宇陀行バス「大宇陀高校前」下車 徒歩5分