東明寺

矢田丘陵の中腹にひっそりと佇む東明寺です。「日本書紀」を編纂した舎人の親王の開創とされ、多くの文化財があり、知る人ぞ知る古刹となっています。矢田村の惣鎮守である矢田坐久志玉比古神社(後述)の神役を勤めていたことも知られています。毎年6月1日〜6月15日まで「本尊・寺宝特別開扉」が行われています。

御朱印はこちら→東明寺御朱印

東明寺の歴史

東明寺は693年に日本書紀を編纂した舎人親王の開創といわれています。舎人親王の母君が眼病に悩まされいるのを哀しんでいたところ、夢で白髭明神からお告げがあり、そのお告げ通りに行ったところ眼病が平癒したので、恩赦の為に東明寺を建立しました。

東明寺の諸仏像

本堂内には重要文化財に指定された薬師如来坐像・毘沙門天立像・吉祥天立像の3体の仏像が安置されており、毎年6月1日〜6月15日まで特別公開されています。

画像の本尊・薬師如来坐像は東明寺に伝わる最古の仏像であり、桜の一木造りです。肩と脚を大きく張り出した姿は豪快さと迫力を強調しているように感じます。また豪快な姿でありながら腰回りは細く柔らかさも感じられ、独特のスタイルをした仏像です。

※画像は「巡る奈良」より

雷さまのへそ伝説

東明寺に伝わる「雷さまのへそ」は昔、東明寺の境内で寝ていた雷さまのへそを僧侶がいたずらで取ってしまったと伝わります。それ以降東明寺の谷間には雷が絶対に落ちなくなったと言われています。本堂内にはその「雷さまのへそ」が保管されており、拝見することができます。直径数センチの石のようなイメージです。

近くのおすすめスポット

【矢田坐久志玉比古神社】

創建の年代は明らかではありませんが、859年に神戸(かんべ)を賜った記録があり、また延喜式では大社に列しているのでかなり古社であることがわかります。写真にもあります楼門にプロペラが見えますが、主祭神である櫛玉饒速日命が天磐船に乗って空を飛んだという、史記があり航空祖神として崇められたことに由来したと考えられます。

詳しくはこちら→矢田坐久志玉比古神社

アクセス

<住所> 奈良県大和郡山市矢田町2230

<電話> 0743-52-7320

<営業時間> 9:00~17:00

<駐車場> 有料駐車場あり 300円前後

自動車をご利用の場合

最寄りの高速道路下り口は、西名阪自動車道の「法隆寺インター」「大和まほろばスマートインター」。

第二阪奈道路の「中町ランプ」です。

電車をご利用の場合

電車でのお越しの場合は、 近鉄郡山駅、JR大和小泉駅が最寄り駅です。

近鉄郡山駅より、奈良交通バス「横山口」停車、徒歩1.5km