霊山寺
バラの寺として県外からも多くの方が訪れる寺院ですが、見どころはバラだけではありません。奈良時代に創建された古刹らしい堂塔や仏像、また弘法大師が力の強い龍神様がおられると感得され、奥の院に大辯才天女尊(弁天さん)として祀られるなどパワースポットでもあります。
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霊山寺の歴史
728年に孝謙天皇は、病に苦しんでいました。ある晩、天皇の夢枕に鼻高仙人が現われ、登美山の薬師如来の霊験を説いたので、僧・行基を登美山につかわして祈願させたところ、皇女の病が平癒しました。734年、聖武天皇は行基に命じて霊山寺を建立させたのが霊山寺の始まりです。
秘仏本尊:薬師如来坐像
本尊:薬師如来坐像(重要文化財)制作年代:平安時代
霊山寺の秘仏本尊で、平安時代の作であることが像内納入の紙片の墨書から判明しています。明治時代まで20年に一度のご開帳であったため保存状態がよく、当時の色彩が見てとれます。また特徴として奈良県ではよくある「板光背」(平らな板に絵画で模様を描いた光背)を負います。両脇の日光・月光像と共に毎年限られた日にご開帳されます。
2022年 特別公開日
1月1日〜1月3日
5月15日
10月23日〜11月13日
国宝:本堂
本堂(国宝)鎌倉時代
鎌倉時代の代表する建築物として知られます。桁行五間、梁間六間、一重入母家造り本瓦葺で一間の向拝がある。向拝の左右の柱上と、柱間に架けた虹梁中央の蟇股上との3か所に出組の組物を置きます。外陣、内陣、脇陣からなり、外陣は室内に柱がなく天井は折上小組格天井です。その下に額縁型の区画を設けその中に堅連子があります。
三重塔
三重塔(重要文化財)
三間三間の檜皮葺、総高17メートルの小塔で弘安6・7年(1283・1284)頃の建立と推定されます。 鎌倉期の純和様式で、各重中の間板扉、両脇の間連子窓、組物もよく整ったその姿勢は華麗です。 初重内部全面に巨勢金岡筆と伝わる極彩色の壁画(非公開)がありす。
三重塔初層公開日:11月3日
奥の院
本堂より西約1km。原始林に囲まれ、涸れることない谷川に面しています。 平安時代、弘法大師が来寺され、登美山に力の強い龍神様がおられると感得され、奥の院に大辯才天女尊として祀られました。 千数百年の間守護神として霊山寺を守護されています。
⚠未舗装路で上り坂が続くので体力や、足が不自由な方は要注意です。
その他境内の様子
霊山寺の境内は広く、全てを回ろうとすると半日以上は覚悟が必要です。前述した堂塔以外にも鎮守社、行者堂、黄金殿、白金殿など見所はたくさんあります。基本的に参道の左右にそれぞれの堂塔があるのが特徴的で参拝順路はお好みに合わせたスタイルで設定できます。
鎮守社
行者堂
黄金殿
白金殿
薬湯
遣隋使で有名な小野妹子の息子小野富人は弘文元年(672)、壬申の乱に関与したため右大臣の職を辞して登美山に閑居しました。薬草を栽培し、薬師如来を祀って薬草風呂を施湯し、聖武天皇も鳥狩りの折、また光明皇后も入湯されたと伝えられています。その昔薬湯にて人々を救った小野富人(鼻高仙人)の心を再現しています。
入湯料
大人 600円 小人 300円
食事・宿泊
霊山寺では折々旬のお料理がいただけます。中には予約制のメニューもあるので確認が必要です。また緑の中に重文・三重塔、金色に輝く黄金殿を望む二階建ての宿泊施設もあり、上記の薬湯に加え、食事に宿泊と1日中満喫できます。※画像はHPより引用
鼻高懐石
花懐石「ばら夢想」
天龍閣
聚楽殿
バラの名所
世界平和を願い、心の安らぎを感じてもらうために昭和32年に開園した1200坪の近代庭園です。世界中の品種200種類2000株のバラが咲き誇ります。そしてその奥にはティーテラス「Priere(プリエール)」があり、庭園を眺めながら喫茶できます。
開花時期
5月上旬〜6月中旬
10月中旬〜11月上旬
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年中行事(2022)
1月1日 0:00 | 除夜の鐘つき |
1月1日〜3日 10:00 | 初福茶 |
1月1日〜3日 17:00 | 修正会 |
1月7日 10:00/14:00 | 大弁財天初福授法会 |
1月27日 13:00 | 寒施行 |
2月1日〜3日 17:00 | 修二会 |
2月3日 14:00 | 節分星祭法会 |
3月21日 13:30 | 春季彼岸法会 |
4月17日 13:30 | 大辯才天開運護摩法会 |
4月21日 13:30 | 春季八十八所霊場法会 |
5月15日 13:00 | 薔薇会式・えと祭り |
6月5日 14:00 | 地蔵尊霊場法会 |
7月3日 10:00 | 解除会 |
8月6日 9日 | 平和の撞鐘 |
8月22日 15:00 | 施餓鬼法会 |
8月22日 16:00 | 地蔵盆法会 |
8月22日 19:00 | 盆踊り |
8月22日 20:00 | 花火大会 |
9月15日 15:00 | 柴燈護摩法会 |
9月23日 14:00 | 秋季彼岸法会 |
10月21日 13:30 | 秋季八十八所霊場法会 |
10月23日〜11月13日 | 秋薔薇と秘仏宝物展 |
11月3日 9:00 | 菩提僊那納経会 |
11月3日 | 三重塔壁画公開 |
12月8日 13:00 | 納薬師法会 |
近くのスポット
【葛上神社】
霊山寺から徒歩数分のところに鎮座する神社です。当社の伝記は散逸、或いは火災により詳しい創建年は不明ですが、奈良時代には存在していたと考えられている古社です。
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【添御県坐神社】
添御県坐神社は(そうのみあがたにいます)と読みます。富雄川沿いに鎮座しており、一説には古墳時代の創建とされる県内屈指の古社です。本殿は重要文化財に指定された全国でも珍しい南北朝時代の建築物です。
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【みやけ 旧鴻池邸表屋】
近鉄富雄駅からほど近くのところに古民家を利用した歴史感じる空間で美味しいお茶と甘味をいただけるお店です。
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アクセス
<住所> 奈良県奈良市中町3879
<電話> 0742-45-0081
<入山時間> 9:00~17:00、バラ庭園 8:00~17:00
<拝観料> 大人: 500円 ※バラの見頃期間は600円
<駐車場> 参拝者無料駐車場あり
自動車をご利用の場合
奈良方面から
阪奈道路「阪奈三碓」出入口より県道7号線を南へ約5分。
『霊山寺前』交差点を右折してすぐ。
大坂方面から
第二阪奈有料道路「中町ランプ」より県道7号線を北へ約5分。
『霊山寺前』交差点を左折してすぐ。
名古屋方面から
東名阪自動車道→名阪国道→西名阪自動車道「大和まほろばスマートインターチェンジ」から一般道へ。大和中央道を北上し、富雄川沿いに出て『霊山寺』交差点を左折。
電車をご利用の場合
近鉄奈良線「富雄」駅より奈良交通バス、「若草台(系統番号50番)」又は「近鉄奈良駅(系統番号40番)」行きに乗車し、「霊山寺」にて下車。