采女神社
采女神社
猿沢池畔に鎮座する神社で、春日大社の境外末社です。例祭を除き、普段は閉められている神社ですから多くの人は未参拝の神社かもしれません。しかし例祭「采女祭」の際には開いておりどなたでも参拝することができます。
鳥居に対し本殿は背を向けた非常に珍しい神社です。
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御祭神・歴史
『大和物語』によると「奈良時代に帝に仕えていた采女(後宮で帝の給仕をする女官の職名)が、帝のご寵愛が衰えたのを嘆いて猿沢池の池畔の柳に衣を掛け、入水したので、その霊を慰めるために社を建てた。しかし、采女は我が身を投じた池を見るにしのびないと一夜のうちに社を後ろ向きにした。」と伝えられています。
御祭神:采女命
采女祭
毎年中秋の名月に行われる采女神社の例祭「采女祭」です。采女祭では管弦船が猿沢池を周回する「管弦船の儀」が特に有名で毎年多くの人が訪れます。
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近くのおすすめスポット
【興福寺】
「古都奈良の文化財」の一つとして世界遺産に登録されている法相宗大本山の寺院です。西国三十三所の第九番札所や阿修羅像で知られる寺院ですが、見所はそれらだけではなく、特に国宝仏像は全国の13%がここ興福寺の仏像です。平成30年10月には中金堂が落慶しました。
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【元興寺】
世界遺産元興寺は蘇我馬子が6世紀末、飛鳥に建立した日本最古の本格的寺院「法興寺(飛鳥寺)」が平城遷都に伴って718年に法興寺は現在の地に移転し元興寺と改めました。奈良時代には興福寺・東大寺と並ぶほどの寺域を誇っていました(現在のなら町ほぼ全域)が衰退し、現在ではその殆どを失いました。
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アクセス
<住所> 奈良県奈良市樽井町
<駐車場> 近隣にコインパーキングあり
電車でお越しの場合
近鉄奈良駅より徒歩5分
JR奈良駅より徒歩15分