練り供養会式
練り供養会式
正式名は「聖衆来迎練供養会式」。當麻寺春の大祭で、中将姫は當麻曼陀羅を織り上げた後、29歳で生身のまま極楽浄土へ往生されました。その様相を再現したのが練り供養会式です。
当日は境内に長い掛け橋が渡され観音菩薩、勢至菩薩ら二十五菩薩が、現世に里帰りした中将姫を迎えて、極楽へ導きます。
1000年を越える伝統を持つこの行事は、国内の「練供養」の発祥で、境内は、数多くの参詣者で埋め尽くされます。
日時・場所
日時:4月14日 16時〜
場所:當麻寺境内(雨天の場合は、来迎橋ではなく、曼荼羅堂の周囲を行道します。)
※2018年までは5月14日に開催でしたが、2019年以降は毎年4月14日の開催に変更となります。
當麻寺について
當麻寺は、白鳳・天平様式の大伽藍を有する古刹です。金堂の弥勒仏や四天王、梵鐘などの白鳳時代の文化財や、創建時の三重塔が東西一対で残る全国唯一の寺でもあります。本尊「當麻曼荼羅」は、中将姫が目の当たりにした極楽浄土の光景を表したものです。
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練り供養の様子
練り供養の様子です。来迎橋を二十五菩薩や僧侶たちが歩きます。
近くのおすすめスポット
【石光寺】
草創は約1300年前、天智天皇(668~671在位)の勅願で建てられ、 役小角の開山と伝えられます。日本最古の白鳳時代の石仏(当時の本尊)と他に瓦や仏せん(せんぶつ)が出土しました。花の寺として知られ、境内には季節ごとに多種多様な花が咲いています。
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【中将堂本舗】
當麻寺に立ち寄った際にぜひお土産にオススメしたいのが中将堂本舗の「中将餅」です。中将堂本舗の中将餅(よもぎ餅)は、当麻の里に昔から伝わる掌大のあんつけ餅を一口の大きさにし、牡丹の花びらを型どったものです。
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アクセス
<住所> 奈良県葛城市當麻1263
<電話> 0745-48-2008
<入山時間> 9:00~16:00
<駐車場> 臨時駐車場あり
自動車をご利用の場合
大阪方面からお越しの場合
西名阪道からは「柏原IC」を下り国道165号を南東に約15分で「當麻寺」交差点へ
南阪奈道からは「葛城IC」を下り県道30号を北に約5分で「當麻寺」交差点へ
「當麻寺」交差点を西に曲がると當麻寺参道へ
名古屋・奈良方面からお越しの場合
西名阪道「香芝IC」を下り国道168号を南へ、香芝警察署を左折、「磯壁」を右折、「良福寺」を右折、「新在家北」を左折して「當麻寺」交差点へ。所要時間約30分
「當麻寺」交差点を西に曲がると當麻寺参道へ
電車をご利用の場合
近鉄南大阪線「当麻寺駅」下車 徒歩にて約15分
JR和歌山線「高田駅」下車 タクシーにて約15分
近鉄大阪線「大和高田駅」下車 タクシーにて約15分