帯解寺



帯解寺

日本屈指の安産祈願の寺として知られ、毎日多くの人が安産祈願に訪れています。また本尊地蔵尊は重要文化財に指定され、毎年春と秋には秘仏公開が行われるなど観光寺院としても見どころ沢山です。7月の地蔵会式大法会は町ごとお祭りのように賑わいます。

御朱印はこちら→帯解寺御朱印

歴史

寺伝によると創建時には、勤操大徳の開基巌渕千坊の一つで霊松庵といいました。今から1100年前、55代文徳天皇の后の染殿皇后が永らく子宝に恵まれなかった折、祖神春日明神にお告げによって、勅使をたて、帯解子安地蔵菩薩に祈願したところ、間も無く御懐妊され、惟仁親王(後の清和天皇)がお生まれになりました。

その後天安2年(858年)、文徳天皇の勅願により伽藍が建立され、勅命により帯解寺と名乗るようになりました。

江戸時代には徳川3代将軍家光に世継ぎがなく、当寺に御祈願したところ竹千代丸(4代将軍・徳川家綱)を安産しました。その折種々の瑞祥があり、家光は瑞祥記を当寺に下賜し、仏像仏具等も寄進しています。

現在でも美智子皇后、雅子皇太子妃をはじめ、三笠宮、高円宮、秋篠宮などの皇族が当寺にて御祈願されています。


本尊:地蔵菩薩

重要文化財  鎌倉時代

木造 寄木造 像高182.6cm

弘法大師一刀三礼の作とも伝えられますが、調査によると鎌倉時代の仏像です。日本最古の求子安産の霊像であるため重要文化財に指定されています。腹前に裳の上端の布や結び紐が表されているところから「腹帯地蔵」といわれ、安産祈願の対象として広く信仰をあつめています。

間近で見ることができるためその迫力に驚かされます。

春日赤童子

奈良市指定文化財 室町時代

春日赤童子の成立については春日大社第三殿の祭神・天児屋根命と同体とも御蓋山の雷神が影向したとも諸説ありますが、この姿はおおよそ他でも同じく、怒りの表情を表した赤色身の童子が杖をひき、左手で顎を支え、岩座に立ちます。奈良県内では春日信仰の広まりとともに室町時代以降たくさん描かれています。

小町之宮趾

延宝3年(1675)序の『南都名所集』によると、この地に「小町の宮」がみえます。この小町とは平安時代前期に「六歌仙」「三十六歌仙」の一人で絶世の美女とも言われた小野小町だとされています。

小野小町の系譜・経歴には諸説が多く、当時からひとりでに伝説などが生まれ「小町信仰」が各地に残しています。この地の北、青井神社では小野小町が瘡毒の平癒を祈ったと伝え、南の石上寺(現在は廃寺)に僧正遍昭を訪ねた歌があります。

毎年4月24日に「小野小町忌」が行われます。


年中行事(2019)

1月1日 修正会
2月3日 節分星祭
3月3日〜17日 秘仏公開
3月21日(春分の日) 春季水子供養彼岸会法要
4月24日 小野小町忌
7月23日・24日 帯解子安地蔵会式大法要
9月23日(秋分の日) 秋季水子供養彼岸会法要
10月6日 胎教コンサート
11月1日~11月8日 秘仏・秘宝特別開帳
12月31日 除夜の鐘つき
毎月23日 写経会
毎月24日 地蔵尊護摩祈祷会



近くのおすすめスポット

【龍象寺】

帯解寺から徒歩数分のところにあります。ふるい子守唄に「ここはおびとけ おびをたばるは 子安の地蔵 奥の院」と唄われたように、こちらも昔から安産・子授けの霊刹として有名です。

詳しくはこちら→龍象寺



アクセス

<住所> 奈良県奈良市今市町734

<電話>  0742-61-3861

<拝観時間> 9:00~16:00

<拝観料> 400円(春・秋の特別公開期間は500円)

<駐車場> 無料駐車場あり

電車・バスでお越しの方へ
JR万葉まほろば線(桜井線)「帯解」駅より北へ徒歩5分



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