中興忌梵網会(うちわまき)



中興忌梵網会(うちわまき)

「中興忌梵網会」とは唐招提寺中興の祖・大悲菩薩覚盛(だいひぼさつ・かくじょう)上人の祥月命日の5月19日に、その御遺徳を偲び法要と舞楽奉納のことを指します。法要の後、鼓楼より「うちわまき」が行われます。

「うちわまき」とは蚊さえ殺生しなかった覚盛上人の戒行清廉なるその徳をたたえ、「せめて団扇で蚊を払って差し上げよう」と、上人が亡くなられたときに法華寺の尼僧がハート型うちわを供えたことが始まりです。

唐招提寺

世界遺産唐招提寺の創建は759年に唐から日本で初めて正式の戒律を伝えた鑑真和上です。純粋な律宗の研修道場として当初は「唐律招提」と称し、勅願を賜ってから「唐招提寺」となりました。金堂をはじめ創建時の多くの諸堂が現存します。

詳しくはこちら→唐招提寺



日程・スケジュール

日程:5月19日

【うちわまき参加券】9:00〜

9時から先着400名にうちわまきの参加券が配布されます。また、配布の1.000本は抽選で午後2時30分までに抽選券を配布。「うちわまき」終了後、当選者を発表します。また整理券を手に入れれば、当日は唐招提寺の拝観料を2度払う必要はなく、再入場が可能となっています。

※例年8時までに唐招提寺に到着していれば先着400名に間に合います。

【中興堂の開扉】

唐招提寺中興の祖・大悲菩薩覚盛の命日であるため、普段は非公開の中興堂がこの日に限り特別開扉されます。中央の仏像が覚盛上人です。ちなみに上人晩年の姿ではなく、壮年期の姿であると考えられています。像内の墨書から奈良在住の椿井仏師の一人、成慶によって1395年に像立されたことが解っています。

【梵網講讃・舞楽奉納】13:00〜

13時より法要と舞楽奉納が講堂で行われます。特に南都晃耀会・南都流舞楽伝承会の方たちによる、舞楽奉納は必見です。この舞楽奉納が終わればいよいよ「うちわまき」となります。


うちわまきの様子

15時より鼓楼から1500本のうちわがまかれます。うちわを授かることは、病魔退散や魔除けのご利益があるといわれています。そしてお守りと同様に、1年経つとうちわを唐招提寺に返しに来るのが習わしです。

※うちわは販売もしています(1本1000円)

近くのおすすめスポット

【蕎麦戯・さか本】

薬師寺と唐招提寺の間にある蕎麦屋です。他では滅多に食べられない本格的な十割そばがいただけます。あまりの美味しさに西の京へ立ち寄った際はほぼ毎回お邪魔しています。

詳しくはこちら→蕎麦戯・さか本

【薬師寺】

世界遺産薬師寺の創建は680年、天武天皇は皇后(のちの持統天皇)の病気平癒を祈願し藤原京に薬師寺を発願しました。698年に完成しましたが、天武天皇は完成を見ることなく亡くなりました。710年に都が平城京に移ると、薬師寺も718年に現在の地に移りました。

詳しくはこちら→薬師寺



アクセス

<住所> 奈良県奈良市五条町13−46

<電話> 0742-33-7900

<入山時間> 8:30~17:00

<拝観料> 600円

<駐車場> 有料駐車場あり 500円

自動車をご利用の場合
第二阪奈有料道路 宝来ランプから3km
西名阪自動車道 郡山ICから8km

電車をご利用の場合
近鉄西ノ京駅から700m



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です