西方院
西方院
西方院は唐招提寺奥の院とも呼ばれる寺院で、唐招提寺から徒歩5分のところにあります。鎌倉時代の寛元年間(1243年-1246年)頃、慈禅によって創建されたとされています。境内はひっそりとしており、五輪塔や収蔵庫があります。
拝観は予約制です。
御朱印はこちら→西方院御朱印
快慶作:阿弥陀如来立像
阿弥陀如来立像(重要文化財)
ヒノキの割矧(わりは)ぎ造 像高約90cm、制作年代:鎌倉時代 製作者:快慶
西方院の本尊であるこの阿弥陀如来立像は快慶晩年の作品として知られます。顔の金箔は剥がれていますが、その美しい顔は快慶らしさが表れています。快慶の作風として後期の作になるほど肌の露出が多くなっているのが特徴的で、こちらの本尊は晩年の作とされています。幾度の盗難により光背は失い、現在は収蔵庫に安置されています。
近くのおすすめスポット
【唐招提寺】
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アクセス
<住所> 奈良県奈良市五条2丁目9−6
<電話> 0742-44-5286
<入山時間> 9:00~17:00
<拝観料> 志納(拝観は要予約)
<駐車場> なし(唐招提寺の駐車場を利用)
車でお越しの場合
第二阪奈有料道路 宝来ランプから3km
西名阪自動車道 郡山ICから8km
電車・バスでお越しの場合
近鉄西ノ京駅から700m