定林寺(明日香村)



定林寺

明日香村にひっそりと佇む浄土宗の寺院です。非常に謎多き寺であり、聖徳太子建立八ヵ寺に数えられてはいますが、古文書にはほとんど登場していません。現在は決して観光寺院ではありませんが、聖徳太子御遺跡第九番札所として巡礼される方が少なからずいる程度です。

御朱印はこちら→定林寺御朱印

歴史

詳しい創建年は不明です。聖徳太子建立八ヵ寺や四十六ヵ院に数えられることから飛鳥時代の創建であることは判明しています。別名を立部寺、常林寺と書いた史書もあります。奈良時代末期の資料には名前はあるものの詳しいことが書かれておらず非常に謎多き寺でもあります。

現在は小さな本堂だけの寺院ですが、本堂の西側に塔跡をはじめ土壇や礎石が残っています。1952年に行われた発掘調査では塔の心礎が確認されただけでなく、菩薩の塑像の一部や蓮華文瓦の破片も出土しました。また回廊については桁行2.4m、梁間2.7mであり、これらのことから7世紀前半に創建されたと推測され、法隆寺式伽藍、または四天王寺式伽藍ではないかと言われています。


近くのおすすめスポット

【川原寺】

当寺の近くにある寺院で、かつては大寺院でしたが、現在は本堂だけの小さな寺院となっています。周りには多くの礎石が残り往時の姿を想わせます。日本で初めて写経が行われた場所としても知られます。

詳しくはこちら→川原寺(弘福寺)

【橘寺】

川原寺の向かい側に建つのが橘寺です。聖徳太子誕生の地と知られる国内屈指の古寺です。のどかな明日香村を象徴するような稲田の中に建つお堂の姿は秋の収穫時期には多くの人が写真を撮りに訪れます。また境内にある二面石は必見です。

詳しくはこちら→橘寺

アクセス

<住所>  奈良県高市郡明日香村立部468

<電話> 0744-54-2707

<拝観> 境内自由

<駐車場> なし

電車でお越しの場合
飛鳥駅出口から徒歩約21分



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