平城天皇退位後の住まい跡か?
平城宮跡で新発見
世界遺産平城宮跡で平安時代の天皇、平城天皇が退位したあと、移り住んだ住まいを囲んでいた外側の塀の跡が発見されました。平城天皇は、平安京に遷都した桓武天皇の息子で、天皇の位を弟に譲ったあと、出生地の平城宮にある「西宮」に住まいを移したとされています。奈良時代の塀は1重でしたが、平安時代は2重になり平城天皇は退位後、自分が住んでいた内裏に似せて西宮の塀も2重にしたのではないか」とされています。
現地説明会が6月7日に行われる予定です。
平城宮跡とは?
平城京は、710年につくられた都です。平城京のあった74年間は、奈良時代と呼ばれています。現在では朱雀門や第一次大極殿や資料館が建てられ、商業施設も建てられ奈良の観光地として多くの人が訪れています。
詳しくはこちら→平城宮跡
近くのおすすめスポット
【法華寺】
【海龍王寺】
法華寺からすぐ近くにある海龍王寺は、平城宮跡の端にあることから古くから「隅寺」と呼ばれ、「旅行・留学の安全祈願」の寺として現在でも多くの人が祈願に訪れます。こちらも法華寺同様に春と秋に十一面観音像のご開帳があります。
詳しくはこちら→海龍王寺
【西大寺】
【喜光寺】
行基菩薩ゆかりの寺として知られる寺院です。古くは「菅原寺」と呼ばれていましたが、748年に聖武天皇より「喜光寺」の寺号を賜りました。神仏分離が行われた明治頃には荒廃していましたが、現在は再興しています。
詳しくはこちら→喜光寺
アクセス
<住所> 奈良県奈良市二条大路南三丁目5番1号
<電話> 0742-36-8780
<駐車場> 有料駐車場あり
電車・バスでお越しの場合
大和西大寺駅から徒歩20分
近鉄奈良駅・JR奈良駅から
・路線バス学園前駅行きにて「朱雀門ひろば前」下車すぐ
・ぐるっとバス 朱雀門ひろばターミナル着