金屋の石仏
金屋の石仏
日本最古の道である山辺の道沿いにある重要文化財に指定されている金屋の石仏です。コンクリート造りの小さいお堂におさめられた二体の仏像は右が釈迦如来像、左が弥勒如来像と推定され高さ2.1m、幅83.5cm、厚さ21cmの2枚の岩に浮き彫りにされています。
鎌倉時代の作といわれますが、天平末期という説もあります。かつては大神神社近くの平等寺にありましたが廃仏毀釈で寺と一緒に破壊されるところを村人が移し、今も守り続けています。
赤茶色の石は、石棺の蓋と考えられています。
近くのおすすめスポット
【崇神天皇磯城瑞籬宮趾】
第10代崇神天皇の皇居跡と伝えられています。神山・三輪山を背後に負い、歌垣の伝えで名高い海石榴市を脚下に控えて、大和平野を見渡す地です。金屋の石仏から徒歩数分のところにあります。
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【平等寺】
山の辺の道沿いにある寺院です。聖徳太子が開基したとされる古刹で、大神神社の神宮寺として永く信仰を集めていました。秘仏本尊・十一面観音像は毎年8月1日に特別公開があります。
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【大神神社】
日本最古の神社として知られる大神神社は大和国一宮として全国の三輪信仰の総本社として栄えています。三輪山を御神体とする当社ではその御神体である三輪山に登拝することができます。
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アクセス
<住所> 奈良県桜井市大字金屋
<駐車場> なし
電車でお越しの場合
JR三輪駅より徒歩15分