磯城嶋金刺宮伝承地
磯城嶋金刺宮
山の辺の道沿いにある磯城嶋金刺宮の伝承地です。磯城嶋金刺宮は、第29代欽明天皇が営んだ宮です。『日本書紀』によると、欽明天皇の御時に百済の聖明王から仏像や経文などが献じられ、我が国に仏教が公的に伝えられたと記されています。
この頃、仏教の受け入れについては賛否があったので、天皇は試しに大臣の蘇我稲目に仏像を授けて礼拝させました。
※仏教公伝の年については、日本書紀の記述によると西暦552年になりますが、『上宮聖徳法王帝説記』などによると西暦538年になり、後者が有力な説とされています。
近くのおすすめスポット
【仏教伝来の地】
この地は「しきしま大和」と呼ばれる古代大和朝廷の中心地でした。欽明天皇の時代に、百済からの使節も川をさかのぼり、この地に上陸し、仏教を伝えたと言われています。
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【海石榴市観音堂】
山辺の道沿いにある日本最古の市「海石榴市(つばいち)」に建つ観音堂です。ここは王朝以来、長谷寺詣での宿場として栄え、「源氏物語」「枕草子」にも登場している歴史的に重要な場所です。
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アクセス
<住所> 奈良県桜井市大字慈恩寺
<駐車場> なし
電車でお越しの場合
近鉄大和朝倉駅から徒歩11分
JR桜井駅から徒歩22分