釈迦念仏会(唐招提寺)
釈迦念仏会
唐招提寺の釈迦念仏会とは、鎌倉時代に解脱上人貞慶が始めた、鑑真大和上請来の仏舎利を本尊とし、釈尊の宝号「南無釈迦牟尼仏」を唱えるこの法要で、800年の伝統がある行事です。
10月21・22日の昼の法要後には、国宝の金亀舎利塔を間近に拝観することができます。
日程
【法要日程】
10月21日 14時~、19時~
10月22日 4時〜、14時〜
10月23日 4時〜、7時〜
【場所】唐招提寺 礼堂
礼堂特別公開
【釈迦如来立像】
重要文化財 木造 像高:1.66m 鎌倉時代
礼堂の本尊で堂内の厨子に安置されています。縄状に結われた髪と、袈裟を通肩(つうけん)にまとった清涼寺式の釈迦像です。
像内部から百通あまりの造立に際しての結縁文書が見つかり、その造立の年が明らかになりました。
県内では他に西大寺の釈迦如来像が酷似しています。
【日供舎利塔】
重要文化財 高さ47.8cm 木製 鋳胴造 鍍金 鎌倉時代
唐招提寺礼堂内に安置され「火炎宝珠形舎利容器」とも言われています。日々の勤行礼拝用として、鑑真和上が持って来られた「如来舎利三千粒」から分けられた数十粒が収められた容器です。日々供養されるため「日供」と名付けられました。
唐招提寺について
世界遺産「古都奈良の文化財」の一つとして登録されている唐招提寺は、南都六宗の一つである律宗の総本山です。鑑真和上が創建され、境内に残る多くの諸堂、仏像が当時のまま現存する日本を代表する古刹として知られます。毎年5月に行われる「うちわまき」は多くの人が訪れます。
詳しくはこちら→唐招提寺
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【西方院】
西方院は唐招提寺奥の院とも呼ばれる寺院で、唐招提寺から徒歩5分のところにあります。鎌倉時代の寛元年間(1243年-1246年)頃、慈禅によって創建されたとされています。拝観は予約制です。
詳しくはこちら→西方院
【蕎麦戯・さか本】
薬師寺と唐招提寺の間にある蕎麦屋です。他では滅多に食べられない本格的な十割そばがいただけます。あまりの美味しさに西の京へ立ち寄った際はほぼ毎回お邪魔しています。
詳しくはこちら→蕎麦戯・さか本
【薬師寺】
アクセス
<住所> 奈良県奈良市五条町13−46
<電話> 0742-33-7900
<入山時間> 8:30~17:00
<拝観料> 600円
<駐車場> 有料駐車場あり 500円
自動車をご利用の場合
第二阪奈有料道路 宝来ランプから3km
西名阪自動車道 郡山ICから8km
電車をご利用の場合
近鉄西ノ京駅から700m