厄除 大根だき(宝山寺)
厄除 大根だき
毎年12月1日は宝山寺にて厄除大根だきの振る舞いがあります。大根は聖天様の好物で宝山寺のご紋にも大根が使われています。また大根には体内の毒を消すと古くから言われており、一年の終わりである12月に厄除けを兼ねて大根を食べるという伝統が昔からあります。
奈良県では宝山寺の他に朝護孫子寺でも大根だきが行われています(有料)
日程・場所
【日程】12月1日
【時間】0時〜(なくなり次第終了)
【場所】宝山寺
宝山寺について
奈良県と大阪府の県境にあり、生駒山中腹にある宝山寺は「聖天さん」と呼ばれ親しまれています。年間300万人とも言われる参拝客は県内屈指の数です。客殿である獅子閣の特別公開やお彼岸万燈会などの行事には県内外から多くの人が訪れます。
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大根だきの様子
大根だきは手水舎の奥(お茶堂の裏)で振る舞われています。大きな鍋でよく炊かれた大根が絶品で多くの人が食べています。またお土産用として300円で大根だきが販売されています。
お茶堂
宝山寺本堂前にある草餅屋「宝山寺 お茶堂」です。江戸時代末期から続く、現在4代目の老舗です。当時を思わせる風貌は参拝者が一息付く憩いの場として愛されています。基本的に週末のみの営業ですのでご注意ください。
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近くのおすすめスポット
【大聖院】
お茶堂から徒歩5分ほどに位置する大聖院はかつては唐招提寺の修行場として創建され、現在でも多くの方が滝行をされています。役行者や弘法大師がこの地には大きな力があると言われ続けてきた神聖な場所でもあります。
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【大乗滝寺】
生駒山の中腹にある寺院で、8世紀の初頭、行基菩薩に開かれたとされています。さらに1700年代に宝山寺開祖湛海律師が初めてこの地を訪れ、観音の霊場にふさわしい勝地であるこの地を大いに賞でて、渓流のほとりに神足石の碑を残しました。
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【教弘寺】
生駒山の中腹にあるひっそりとした山岳寺院です。修験道の祖である役行者が開山したとされる古刹は最盛期には多くの諸堂を有したとされています。現在では本堂と中之坊、奥の坊だけになり無住の寺院です。
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アクセス
<住所> 奈良県生駒市門前町1−1
<電話> 0743-73-2006
<駐車場> 無料駐車場あり
電車をご利用の場合
近鉄生駒駅下車ケーブル線(1時間に3回・20分毎に発車)鳥居前駅から宝山寺駅まで約6分。宝山寺駅下車徒歩10分