春日荷茶屋
春日荷茶屋
春日大社の参道に美しいお庭を眺めながら季節の万葉粥が食べられるお店があります。
万葉粥は昆布だしの白味噌仕立てでとても美味しく多くの人が訪れます。
江戸時代末期に春日大社境内において、てんびん棒に茶箱と茶釜をかけて、 赤膚焼の皿に「火打焼」という餅菓子を盛りました。火吹き竹で火をおこし、参拝客に茶を振る舞っていた「荷茶屋」が当時名物だったと 「大和名所図会」や他の書物にも記載されています。
現在の荷茶屋はこの名をもらって名付けられました。
メニュー
季節の万葉粥の他に喫茶メニューも充実しており、春日大社の参拝休憩にも多くの方が立ち寄ります。
1月七草粥
2月大豆粥
3月菜の花粥
6月赤米・小豆粥
7・8月うす茶粥
9月小芋粥
11月きのこ粥
12月長寿粥(16日17日のっぺい付)
店内の様子
店内には歴史ある道具が展示されています。また店の庭園には四季折々の花が咲き、庭園で食事することも可能です。
近くのおすすめスポット
【春日大社】
世界遺産「古都奈良の文化財」であり、 奈良時代に平城京の守護と国民の繁栄を祈願する為に創建され藤原氏の氏神を祀ります。全国に約1000社ある春日神社の総本社であり、主祭神:武甕槌命が白鹿に乗ってきたとされることから、鹿を神使としています。
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【萬葉植物園】
約300種の萬葉植物を植栽する、 日本最古の萬葉植物園として春日荷茶屋の向かいにあります。
特に春日大社を代表する「藤」は20品種・ 約200本もの藤の木が植栽され、見ごろの季節には多くの人が訪れます。
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【国宝殿】
春日大社が所有する国宝352点、重要文化財971点をはじめ多くの文化財を所蔵し展示する宝物館です。春日大社は、所蔵文化財の多くが平安時代製作の宝物であり、当社にしか残っていないものがたくさんあることから「平安の正倉院」とも称されています。
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営業時間・アクセス
<住所> 奈良県奈良市春日野町160 春日大社萬葉植物園正門横
<電話> 0742-27-2718
<営業時間> 10時~16時
<定休日> 月曜(10・11月 無休)
<駐車場> 春日大社の有料駐車場あり