飛鳥宮跡(伝飛鳥板蓋宮跡)



飛鳥宮跡(伝飛鳥板蓋宮跡)

中大兄皇子(天智天皇)や中臣鎌足(藤原鎌足)らによって蘇我入鹿が暗殺された乙巳の変(大化改新)の始まりの舞台となった場所です。

昭和34年の調査以来、飛鳥宮跡は、飛鳥板蓋宮(皇極天皇)だけでなく、飛鳥岡本宮(舒明天皇)や、飛鳥浄御原宮(天武・持統両天皇)など、複数の宮が断続的に置かれたことが判明し、平成28年に伝飛鳥板蓋宮跡から名称が変更されました。

発掘調査では石敷の広場や大井戸跡が出土しています。現在復元されている石敷広場や大井戸跡は上層の飛鳥浄御原宮のものです。

その後はわが国最初の本格的都城である「藤原京」が橿原市に造られ、さらには平城京へと遷都しました。

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浄御原宮

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橘寺

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板蓋神社



アクセス

<住所> 奈良県高市郡明日香村大字岡

<電話> 0744-54-2362(飛鳥観光協会)

<駐車場> なし

電車・バスでお越しの場合
近鉄橿原神宮前駅又は飛鳥駅より明日香周遊バス「岡天理教前」下車 徒歩5分



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