宗泉寺
宗泉寺
高取藩主植村氏の菩提寺で知られる天台宗の寺院です。すぐ近くにある高取城へ登山される方が立ち寄る寺院でもありますが、多くの人が壺阪寺方面のルートを辿るため知る人ぞ知る場所となっています。個人的に高取藩主植村氏の菩提寺ですので高取城と合わせてこちらにも是非行っていただきたいです。
御朱印はこちら↓↓
歴史
元禄11年(1698)に高取藩四代藩主家敬(いえゆき)公の発願により藩主下屋敷を改修して菩提寺・祈願所として建立されました。
寺号は初代藩主家政公の父、家次公の戒名『正覚院殿一山宗泉大居士』よりとられています。以降幕末まで栄えましたが、明治の廃仏毀釈、神仏分離により衰退しました。
戦後になり中興され、現在の本堂をはじめ多くの諸堂を建立し、現在に至ります。
本尊:阿弥陀如来
境内の様子
境内最大の見所は何と言っても歴代藩主墓所です。墓所は本堂裏にあるので是非とも訪れてほしいです。また四国八十八所霊場の分霊を祀っており、お砂踏み巡礼も可能です。
本堂
なでぼとけ
駿河守家保公の墓所
出羽守家壷
歴代藩主の墓所
近くのおすすめスポット
【壺阪寺】
西国三十三所第六番札所として知られ毎日多くの人が参詣する奈良県屈指の名刹です。また眼病封じの寺としても知られ、御本尊十一面千手観音菩薩の眼の病に対するご霊験を頂戴するため、古くから多くの方々に信仰されてきました。境内には多くの石仏があり、スタンプラリー形式で楽しむこともできます。
詳しくはこちら↓↓
【高取城跡】
高取城は、宗泉寺のすぐ近くにかつてあった城跡です。今を溯ること約670年前、中世南北朝時代、大和高市一帯を治める豪族・越智一族が、標高583mの高取山の頂に砦のような城を築いたのがその始めと言われています。日本三大山城の一つとされています。
アクセス
<住所> 奈良県高市郡高取町上子島549−1
<電話> 0744-52-2607
<拝観料> 境内無料
<駐車場> 無料駐車場あり
電車でお越しの場合
近鉄壺阪山駅より徒歩30分