大茶盛の回し飲み中止へ(西大寺)



回し飲み中止へ

奈良市の西大寺では、伝統行事である「大茶盛(おおちゃもり)」の形が変わることになりました。以前までは直径40cmほどの巨大な茶碗を使った回し飲みを行っていましたが、新型コロナウイルスの影響により、直径20cmほどの茶碗を参加者がそれぞれ飲む形となります。

大茶盛とは

西大寺の有名行事として知られ、毎年成人式の1月15日に行われる新春大茶盛式は特に有名です。

大茶盛の歴史は古く、延応元年(1239)年1月16日に叡尊上人が八幡神社に献茶した余服を民衆に振る舞ったことに由来し、800年近く連綿と受け継がれてきた伝統行事です。大茶盛は毎年1月・4月・10月に行われています。

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大茶盛式(西大寺)



西大寺について

764年に孝謙上皇は恵美押勝の乱平定を祈願して金銅四天王像の造立を発願しました。翌765年に創建されました。かつては西の西大寺、東の東大寺と対をなすほどの大きさを誇っていましたが衰退し、鎌倉期に叡尊上人が復興し現在に至ります。

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西大寺



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