西大寺奥の院



西大寺奥の院

西大寺境内から2kmほど離れた住宅地にあります。別名・法界躰性院とも呼ばれ、西大寺中興の祖である興正菩薩の御廟所があります。総高342cm、二重基壇の興正菩薩の石造大五輪塔があり、本堂には室町時代作の地蔵菩薩像が安置されています。

※本堂拝観は要予約

西大寺

764年に孝謙上皇は恵美押勝の乱平定を祈願して金銅四天王像の造立を発願しました。翌765年に創建されました。かつては西の西大寺、東の東大寺と対をなすほどの大きさを誇っていましたが衰退し、鎌倉期に叡尊上人が復興し真言律宗総本山として現在に至ります。

詳しくはこちら↓↓

西大寺



本尊・地蔵菩薩像

木造 像高:93.9㎝ 室町時代

奥の院廟塔の北西部に江戸時代創建の地蔵堂があります。奥の院の本堂であり、堂内の中央厨子には、錫杖と宝珠を執る地蔵菩薩立像を安置します。像内納入文書により、室町時代の永正11年(1514)海龍王寺比丘仙算、宿院番匠源四郎の造立になることが判明しています。

興正菩薩石造大五輪塔

奈良県指定重要文化財 総高:342cm 鎌倉時代

奥の院のシンボル的存在なのがこの興正菩薩叡尊石造大五輪塔です。叡尊上人は正応3年(1290)8月25日に90歳で遷化し、27日に西大寺西北の林間で荼毘に付され、火葬から50日後、火葬地に1丈1尺の廟塔(石造五輪塔)が建立されました。一辺13.7mの二重基壇の中央に据えられ、総高342cmの日本最大級の大きさの石塔です。迫力や美しさから日本の五輪塔型造形物の極致と評価されています。

その他石造大五輪塔

境内には興正菩薩の大五輪塔以外にも大きな五輪塔がたくさんあります。

第64代泓澄和上

性瑜上人

諸長老

第2代慈真和上

第3代宣瑜上人

 

興正菩薩忌

西大寺の中興の祖であり、真言律宗の宗祖の興正菩薩叡尊の年一度の忌日法要です。毎年8月25日の午後から行われ、西大寺奥ノ院にある興正菩薩の五輪塔前に数千の灯明をともして法要を行います。

詳しくはこちら↓↓

興正菩薩忌



光明真言土砂加持大法会

西大寺最大の行事である光明真言会は本堂にて結願後、興正菩薩の石造大五輪塔に法要の報告をしに僧侶がやって来ます。

詳しくはこちら↓↓

光明真言土砂加持大法会

近くのおすすめスポット

【喜光寺】

行基菩薩ゆかりの寺として知られる喜光寺です。室町時代 行基菩薩は東大寺造営にあたり、喜光寺の本堂を参考にされたという伝承から「試みの大仏殿」とよばれています。

詳しくはこちら↓↓

喜光寺

【菅原天満宮】

日本最古の天満宮とされる菅原天満宮です。街中にひっそりと佇んでいる古社は菅原道真公の神徳にあやかり、学徳成就の祈願は言うまでもなく、文筆にいそしむ人々の信仰も厚く、境内には珍しい「筆塚」があります。

詳しくはこちら↓↓

菅原天満宮



アクセス

<住所> 奈良県奈良市西大寺野神町1丁目6−10

<電話> 0742-47-2702

<駐車場> なし

<HP> http://saidaiji.or.jp

電車をご利用の場合
近鉄大和西大寺駅下車後、南出口から徒歩13分



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です