花まつり(薬師寺)
花まつり
花まつりとは釈迦の誕生を祝う仏教行事です。正式名は灌仏会(かんぶつえ)といい、一般的に仏生会・花会式・花まつりとして知られています。
花まつりでは、釈尊誕生の日とされる4月8日に花御堂という、いろいろな花で飾った小堂を境内に設け、これに誕生仏の像を潅仏盤と呼ぶ水盤上に安置し、その頭上から僧侶や参詣者が竹の柄杓で甘茶を注ぐのが一般的です。
誕生仏と呼ばれる仏像は右手を上に、左手を下に指差していますが、その由来として、釈迦は摩耶夫人の右脇から生まれると、七歩すすんで右手を挙げて天を指し、左手を垂下して地を指し、「天上天下唯我独尊」と唱えられたといわれ、誕生仏とは、この姿をあらわしたものです。
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日時・場所
日:4月8日
時間:11時~
場所:大講堂
薬師寺について
南都六宗の一つである法相宗の大本山です。天武天皇は皇后(のちの持統天皇)の病気平癒を祈願し藤原京に薬師寺を発願しました。薬師三尊像や、東塔・西塔などその見た目の美しさから日本で最も美しいと寺院とも称されています。
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近くのおすすめスポット
【蕎麦戯・さか本】
薬師寺と唐招提寺の間にある蕎麦屋です。他では滅多に食べられない本格的な十割そばがいただけます。あまりの美味しさに西の京へ立ち寄った際はほぼ毎回お邪魔しています。
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【唐招提寺】
唐招提寺の創建は759年に唐から日本で初めて正式の戒律を伝えた鑑真和上です。純粋な律宗の研修道場として当初は「唐律招提」と称し、勅願を賜ってから「唐招提寺」となりました。唐招提寺でも同日に仏生会が行われています。
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アクセス
<住所> 奈良県奈良市西ノ京町457
<電話> 0742-33-6001
<入山時間> 8:30~17:00
<拝観料>
通常拝観券(白鳳伽藍のみ):800円
通常拝観券(白鳳伽藍+玄奘三蔵伽藍):1,100円
共通拝観券(通常拝観券+西塔・食堂・西僧坊):1,600円
<駐車場> 有料駐車場あり 500円
自動車をご利用の場合
第二阪奈有料道路 宝来ランプから3km
西名阪自動車道 郡山ICから8km
電車をご利用の場合
近鉄西ノ京駅からすぐ