榜示浚神事(石上神宮)



榜示浚神事

石上神宮では10月15日の例祭(ふるまつり)を斎行するにあたり、10月1日に執り行う神事で、氏子区域の境界8ヶ所にしるしとして御幣(ごへい)を立てます。御幣をつけた榊の枝を榜示榊(ぼうじさかき)とよび、決められた場所の盛砂に刺し立てます。これは1年に1度の大祭の執行にあたり、神域に外部から侵入する汚穢不浄をふせぎ、神域内部の清浄を保つために行われる神事です。

日程・場所

日時:10月1日 9時~

場所:氏子区域の神社8ヶ所(石上神宮ではありません)

氏子区域の神社8ヶ所一覧

神社名 住所
石上市神社 奈良県天理市石上町255
岩上神社 奈良県天理市富堂町260
八剱神社 奈良県天理市田井庄町273
三十八神社 奈良県天理市南六条町223
春日神社 奈良県天理市内馬場町131
天皇神社 奈良県天理市備前町251
神明神社 奈良県天理市川原城町221
厳島神社 奈良県天理市田町111



石上神宮について

国宝・七支刀で知られ、記紀(古事記・日本書紀)にも登場する国内有数の古社です。『日本書紀』に記された「神宮」 は伊勢神宮と石上神宮だけであり、その記述によれば日本最古設立の神宮としても知られます。また石上神宮は本来、本殿は存在せず、拝殿の禁足地を「布留高庭」「御本地」などと称して祀っています。

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石上神宮

例祭(ふるまつり)について

石上神宮最大の祭典である例祭は「ふるまつり」とも呼ばれています。本宮当日は10時より例祭を斎行、この時稚児より荷前(のさき・新穀の穂のついたままの稲株)が奉られ奉幣の儀を行います。さらに13時に渡御行列が進発、御旅所まで往還して、16時に還御祭が行われます。渡御の行列は総勢200人に及ぶ県内最大規模のものです。

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ふるまつり(石上神宮)



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