金躰寺



金躰寺

ならまちにある金躰寺は白鳳年間の草創と伝えられ、かつて元興寺の別院でした。現在の本堂は棟札より寛永14年(1637)に建てられ奈良県指定有形文化財に指定されています。本堂内には鎌倉時代中期に造られた本尊・阿弥陀如来立像を安置しています。毎年2月に公開される涅槃図に多くの人が訪れています。

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金躰寺

由緒と本堂

本堂

金躰寺は、かつて元興寺の別院で、道昭禅師の開基になり、白鳳年間の草創と伝えられています。宝徳3年(1451)の火災の後、天正17年(1589)に奥州磐城出身の良誉清範上人が入山し、法相宗から浄土宗へ改宗されました。

現在の本堂は棟札により、寛永14年(1637)2月19日、当山第五世中興、行誉上人により再興されたもので、奈良県有形文化財に指定されています。

本堂内には、本尊・阿弥陀如来立像(鎌倉時代)、清涼寺式・釈迦如来立像(江戸時代)、釈迦十大弟子立像(江戸時代)、地蔵菩薩坐像(江戸時代)などを祀っています。

また毎年2月15日には、涅槃会を勤め、釈迦八相涅槃図(江戸時代)を翌日から2月末まで特別公開しています。



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十輪院

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アクセス

<住所> 奈良県奈良市十輪院町6

<電話> 0742-22-3757

<拝観料> 無料

<駐車場> 無料駐車場あり

電車・バスでお越しの方へ
近鉄奈良駅前 奈良交通バス 天理方面行(3番のりば)福智院バス停下車、南西へ徒歩3分
JR奈良駅前 奈良交通バス市内循環内回り(11番のりば)田中町バス停下車、北東へ徒歩3分



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