耳成山口神社
耳成山口神社
大和三山の一つ「耳成山」の八合目に鎮座する耳成山口神社です。大和国の山口社六社(飛鳥・石村・畝火・忍坂・長谷・耳成)のうちの1社で奈良時代以前の創建と考えられています。また、同境内には金刀比羅神社・稲荷神社・白龍大神も祀られています。
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由緒・御祭神
創建年は不明ですが、正倉院の天平税帳には、天平二年(730)に時の帝より神戸(租税を神社に納める農民)及び稲を給わったと記載があり、その創建の古さがうかがえます。また平安時代の延喜式神名帳にも大社として記載され、帝より月次・新嘗の二つの祭典を仰せつかったとされています。
貞観元年(859)九月日本全国に暴風雨があり、その時帝の遣使が参拝し風雨鎮める祈願をしたと記されています。
しかしその後何度か荒廃し、一時はその所在すら判らなくなりましたが、寛延元年(1748)八月、耳成の氏子が現存の神殿(春日造り)及び拝殿の建立をして現在に至ります。
御祭神:高皇産霊大神、大山祇大神
耳成山
標高139.7メートル
火山の噴火で生まれた独立峰で、瀬戸内火山帯に属しています。平成17年に名勝指定された大和三山(香具山(かぐやま)・畝傍山(うねびやま)・耳成山(みみなしやま))のうちの1つです。
万葉集では、「耳梨山」と書かれており、中大兄皇子が大和三山のことを詠んだ歌があります。
「香具山は 畝火ををしと 耳梨と 相あらそひき 神代より 斯くにあるらし 古昔も 然にあれこそ うつせみも 妻をあらそふらしき」
境内の様子
鳥居
拝殿
本殿
稲荷神社
金毘羅神社
白龍大神
年中行事
1月1日 2時~ | 元旦祭 |
1月15日 10時~ | 総会 |
4月15日 | 稲荷神社、金毘羅神社 例祭 |
7月23日 10時~ | 夏祭 |
10月13日 10時~ | 例祭 |
12月15日 10時~ | 新嘗祭 |
12月31日 13時~ | 大祓 |
毎月1日、15日 | 月次祭 |
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アクセス
<住所> 奈良県橿原市木原町490
<電話> 0744-21-1115
<駐車場> 無料駐車場あり(耳成山公園駐車場)
電車でお越しの場合
近鉄耳成駅から徒歩7分