転害門(てがいもん)
転害門(国宝)
規模:南北 約17m、東西 約8m、高さ 役11m
創建年代:756〜762年(推定)
2回の戦火にも焼け残った寺内で数少ない建物のひとつで、天平時代の東大寺の伽藍建築を想像できる唯一の遺構です。鎌倉時代の修理で改変されていますが、基本的には奈良時代の建物です。災い転じる門として、転害門と呼ばれています。
【転害門の行事日程】
2月11日 竹送り・二月堂修二会(お水取り)に使用する松明用奉納竹の行列が休憩する
5月3日 山陵祭・聖武天皇御陵に参拝する僧列が通過する
10月5日 手向山八幡宮の祭礼「転害会」が行われ、しめ縄は4年に一度新調される
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転害門の柱
南西角の柱は年月を経て節が露出し痩せています。創建時は丹土で塗装され節は見えなかったと推定されています。写真家の土門拳はこの柱に魅了されたそうです。
その他主要伽藍
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近くのおすすめスポット
【正倉院】
正倉院とは東大寺(現在は宮内庁管轄)にある倉庫で、聖武天皇の遺愛品を中心に約9,000件の宝物が納められています。毎年秋に公開される正倉院展はその宝物の虫干しを兼ねて一般公開する展覧会で、毎年約60点ほどが公開されています。
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【五劫院】
鎌倉時代に東大寺を再興された重源上人が開山したとされています。五劫院縁起によると、重源上人が宋に渡られ、浄土教高祖・善導大師の御作、五劫思惟阿弥陀佛を請来され、東大寺北門に一堂を建立し御本尊としてお祀りされたのが五劫院の創始とされています。特別公開時以外は要予約。
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アクセス
<住所> 奈良県奈良市雑司町129
<電話> 0742-22-5511
<駐車場> 民間の有料駐車場あり
自動車をご利用の場合
名神高速道「京都南IC」から京奈和自動車道経由約60分
京奈和自動車道「木津IC」から南へ約7km
第2阪奈有料道路「宝来IC」から東へ約8km
西名阪自動車道「天理IC」からR169経由北へ約10km
電車をご利用の場合
JR・近鉄奈良駅からバスで手貝町下車すぐ