中金堂(興福寺)




中金堂


中金堂は興福寺伽藍の中心になる最も重要な建物で、6回の焼失・再建を繰り返した中金堂ですが、後享保2年(1717)に焼失し、その後は仮講堂が建設されただけにとどまってきました。しかし2018年10月に300年ぶりに再興され落慶しました。

焼失以前の旧中金堂は寄棟造、桁行7間・梁行4間、屋根は2重で下の屋根は裳階がつき、金堂としての大きさは奈良市内では東大寺大仏殿に次ぐ建築物だったとされています。堂内は本尊・丈六釈迦如来像を中心に、薬王・薬上菩薩像と2体の11面観音菩薩像の4体を脇侍に従え、四天王像、さらに養老5年(721)に橘三千代が夫不比等の1周忌に造立した弥勒浄土像も安置されていたとされています。

御朱印はこちら→興福寺中金堂

拝観情報

【拝観時間】
9:00~17:00(受付は16:45まで)

【拝観料】
大人500円、中高生300円、小学生100円

内陣の様子

HPより引用

堂内は焼失前の中金堂とほぼ変わりない仏像配置になっており、仮講堂に安置されていた本尊・丈六釈迦如来像、薬王・薬上菩薩像(ともに重文)、四天王像(南円堂より移動)が安置されています。

また1月1日〜7日まで「厨子入り木造吉祥天倚像」が特別開扉されます。



法相柱

堂内で人目を引くのが法相柱と呼ばれる柱です。中金堂の内陣には、法相宗祖師を描いた「法相柱」という柱が存在していたことが数々の史料に記されており、今回再現されました。法相柱とは法相の教義「唯識」を確立し発展させた祖師14人が立像と坐像とに描き分けられています。北円堂の無著菩薩や西遊記でお馴染みの玄奘三蔵(三蔵法師)などが描かれています。

2016年〜17年にかけて全国で法相柱の柱絵が公開されました。

伽藍

興福寺の主要伽藍は各ページにて紹介しています。

興福寺について(メインページ)
東金堂・五重塔
南円堂
北円堂
三重塔
国宝館
仮講堂
菩提院大御堂



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です